レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

懲役太郎 まむしの兄弟

2012年02月11日 15時12分37秒 | やくざ/マフィア/ギャング/ノワール/不良

「懲役太郎 まむしの兄弟」
1971年 日本 88分
■監督:
 中島貞夫
■出演:
 菅原文太
 川地民夫
 佐藤友美
 女屋実和子
 安藤昇
 天津敏
 川谷拓三

●あらすじ
ゴロ政と不死身の勝の「まむしの兄弟」がコンビを組んで暴れまくる
アクション・コメディ・シリーズの第1作。
前科12犯、ゴロ政こと政太郎が2年ぶり12回目の懲役を終え、兄弟分勝次の出迎えで出所した。
二人は神戸の新開地の北部を縄張りとする七友会山北組と西部の滝花組の乱闘に直面し、
相手かまわず暴れる無軌道ぶりを発揮する。
滝花組代賃の梅田に二度までも挑戦した政と勝の評判を聞き、山北組代貸の友枝が、
政と勝に梅田殺しを依頼してくる…。
(東映チャンネルより)

★感想など
期待していなかったが、以外に面白くてビックリした。
ノリとしてはやくざ版「BE-BOP」って感じ。
コメディ要素を強く取り入れているため、菅原文太もコメディ演技をこなすが
後の「トラック野郎」シリーズ程ではない。
「仁義なき」以上「トラック野郎」以下ってところかな。
主演二人のキャラクターがとにかく無茶苦茶で、ありえないだらけなだけに面白い。
二人がやっていることをシリアスに描いてしまうと、「仁義の墓場」みたいになっちゃうからね。
とにかく文太ファンなら要注目ってことで。
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聖闘士星矢 天界編 序奏~overture~

2012年02月09日 23時00分03秒 | アニメ

「聖闘士星矢 天界編 序奏~overture~」
2004年 日本 84分
■監督:
 山内重保
■声の出演:
 古谷徹
 鈴置洋孝
 橋本晃一
 堀川亮
 堀秀行
 潘恵子
 山路和弘

●あらすじ
アテナの聖闘士(セイント)たちの新たなる戦い!
幾多の試練を乗り越えてきた星矢たちアテナの聖闘士たちを粛清すべく、
最強の天闘士(エンジェル)を従え月の女神・アルテミスが降臨する!
車田正美原案による完全新作劇場版。
冥王ハーデスとの死闘により全ての小宇宙(コスモ)を使い果たした星矢は、
アテナ・沙織の介護を受け静かに暮らしていた。
だが、人の身で神に仇なした星矢を抹殺すべく、神々は3人の天闘士を擁したアテナの姉・アルテミスを遣わす。
(東映チャンネルより)

★感想など
原作者が構想を練って作られた、冥王ハーデス編のその後と言うことで結構期待したんだが
それは見事に打ち砕かれた。
聖闘士星矢は長いと駄目だな。
どうせ五人が戦う以外他にないのに、無理に長くするとおかしくなる。
本作で長くしているのは、パンチドランカーの星矢の状態を延々とやるだけ。
これが激しくつまらん。
この後、この天界編ってのはシリーズ化する予定だったらしいが、
本作の出来が悪すぎてお蔵入りになったのもうなずける程の駄作だ。
まあ邪武とか市が出てきたのには笑ったが、ラストで星矢が全裸で戦うのには呆れたなあ。
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ゲイリー・クーパー 栄光と伝説

2012年02月08日 21時57分15秒 | ドキュメンタリー

「ゲイリー・クーパー 栄光と伝説」
原題:GARY COOPER: AMERICAN LIFE, AMERICAN LEGEND
1991年 米 47分
■監督:
 リチャード・シッケル
■出演:
 ゲイリー・クーパー
 クリント・イーストウッド

●あらすじ
“クープ”の愛称で知られる名優、ゲイリー・クーパー。
善良で平凡なアメリカの男を演じ、今なお“理想のアメリカ人”像であり続けるクープの人生とファルモグラフィを、
代表作の数々や貴重なプライベート映像でたどる。
司会はクリント・イーストウッド。
(ザ・シネマより)

★感想など
ゲイリー・クーパーはあちらでは評価が高い俳優だよね。
これを観ることによって、他に知らない西部劇に出会えるかもと思って鑑賞。
ゲイリー・クーパーの数々の映画を中心に紹介するが、前に観た2作品しかわからんかった。
映画のシーンを使う時は、バックにその映画のタイトルとか出して欲しかった。
実際、いくつか観てみたいと思った作品もあったが、タイトルが不明なのでどうしようかと。
まあいつか出会いがあればね。
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ビリー・ザ・キッド 21才の生涯

2012年02月08日 00時05分33秒 | 西部劇

「ビリー・ザ・キッド 21才の生涯」
原題:PAT GARRETT AND BILLY THE KID
1973年 米 108分
■監督:
 サム・ペキンパー
■出演:
 ジェームズ・コバーン
 クリス・クリストファーソン
 ジェイソン・ロバーズ
 ジャック・イーラム
 ボブ・ディラン

●あらすじ
西部開拓時代に実在した悪名高き伝説のガンマン、ビリー・ザ・キッドと
保安官パット・ギャレットの対決を描いた追跡劇。
(洋画★シネフィル・イマジカより)

★感想など
主役二人が中々良かったね。
渋みから苦渋まで全てを演じきったジェームズ・コバーン。
今は保安官ながら昔は無法者であり、「お前が一番の悪党だ」とそしられる程の悪者ぶりで
魅力的なキャラクターを演じていた。
一方、タイトルにもなっているビリー・ザ・キッド役のクリス・クリストファーソンも
無邪気で爽やかな感じながら、人を撃つのに全く躊躇しない所など、こちらもなかなか。
お互い相手のことが解っていながら、戦う運命にある二人。
こう書くと結構良いと思うんだが、展開は少々タルかった。
銃撃シーンも多めだったと思うんだが、なんだか印象に残らない感じ。
「ワイルド・バンチ」の時も思ったんだが、この監督あまり印象に残らない。
俺には乾いた感じが強すぎと感じているのかも知れない。
まあ、もう少し観てみるが。
そう言えば音楽&出演がボブ・ディランなせいか、途中登場人物の心情を歌にして歌うシーンがやたら出てきた時は
思わず「OK牧場の決斗」を思い出したよ。
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実録外伝 大阪電撃作戦

2012年02月06日 22時44分44秒 | やくざ/マフィア/ギャング/ノワール/不良

「実録外伝 大阪電撃作戦」
1976年 日本 96分
■監督:
 中島貞夫
■出演:
 松方弘樹
 小林旭
 丹波哲郎
 梅宮辰夫
 渡瀬恒彦
 目黒祐樹
 伊吹吾郎
 成田三樹夫
 片桐夕子
 中原早苗
 室田日出男
 石橋蓮司
 川谷拓三
 野口貴史

●あらすじ
昭和35年の大阪を舞台に、戦後最大規模の暴力団抗争事件を描いたアクション映画。
昭和35年、大阪ミナミの盛り場一帯は、石村組と南原組が勢力を二分していた。
やがて、ミナミに拠点を築こうとする双竜会と両者は衝突し、連日すさまじい抗争が展開された。
この機に乗じて日本最大のやくざ組織・川田組が神戸から大阪に進出する。
双竜会は南原組と同盟を結び、川田組幹部・山地暗殺のための暗殺隊が結成した。
(東映チャンネルより)

★感想など
この当時の東映やくざ映画に、ハズレがないなあ。
まあ違う言い方をすれば、みんな同じようとも言えるんだが。
音楽の出だしが「北陸代理戦争」とほとんど一緒なのも、当時の東映を象徴していて最高である。
こういった感覚を、東映のみならず邦画は是非取り戻して頂きたい。
まあ真面目な映画ファンからは怒られそうだが。
本作の見所としては、松方弘樹が「仁義なき戦い・完結篇」の時のような
ちょっとキチガイな笑い方をする所とか、野口貴史が珍しく幹部役を演じているとことか。
それと川谷拓三の暴走ぶりも素晴らしい。
ホステスを裸にひん剥いて酒を垂らし、それを股間の下から呑みながら「わかめ酒じゃあ~」なんて
絶対に今では撮れないシーンだよね!
しかしここまで観て気付いたが、梅宮辰夫ってどんな映画にも登場するねえ。
出演作って一体どれくらいあるんだろうか?
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