ゴールデンウィーク、当地では大体まぁまぁのお天気でした。6日（日）はWINSの画面で見た東京競馬場が強い雨で驚きましたね。そのせいか配当も大荒れで、GⅠNHKマイルカップでも天変地異的な配当が出ました。
ピンクカメオ単勝17番人気、7,600円。これだけでも（だけでも、って）当てたらすごいよ。狙える手がかりはあったんですけどねぇ。出走18頭中、牝馬2頭（もう1頭イクスキューズ8番人気）で人気薄のほう、国枝栄厩舎2頭出し（もう1頭マイネルシーガル7番人気）で人気薄のほう。お父さん“フレンチデピュティ（＝フランスの代議士）”で、かの国では大統領選挙真っ最中。あぁ、“買っとくべきオーラ”出まくりだったではないか。
何より昨年7月の新潟でのマリーゴールド賞で、贔屓のマヤノトップガン産駒ハロースピードの2着がコレ…コレは失礼か、彼女、ピンカメちゃんで、「桜花賞ロードの手ごわいライバルになるかも！」なんて、いまにして思えばたわけた寝言ほざいてたもんです。
1番人気ローレルゲレイロが一応2着には来ていますから、“ヒモ荒れ”の範囲内ではあるんですが、3着に思いっきりドン尻18番人気ムラマサノヨートーが入って、いやー電光掲示板の数字密度の高いこと。馬連30,800円88番人気、馬単85,620円200番人気。まぁ、この辺なら、ローレルゲレイロが大崩れしないことを信じて総流しした素直な人なら恩恵に浴せたでしょう。
しかしね、三連複1,221,770円727番人気、もう「こんなん当てられるわけないよ」という慰めの自己確認みたいなノリで書いてますが、三連単、実に9,739,870円、4375番人気、ほとんど配当みたいな人気順。そもそも18頭立ての三連単ってナンボ買い目の組み合わせがあるんだ。当てた人のうち80パーセントは、シートのマーク位置どこか間違えて買ってると思う。月河も、競馬に手を染めた初々しい頃は、GⅠの馬券を買うってこと自体がすでにお祭りですから、前日売りのさらに前から、いそいそとマークして机の引き出しに入れ、開催場とかレース番号とか基本的なトコ間違えてないか、仕事の合間合間にこっそり何度も見直してから当日、WINSに持って行ったものですが、ときどき間違えてみるのも百万馬券への近道なのかもしれません。
負け惜しみ言うわけじゃないけど、こんだけ配当太いと、逆に、「絶対この次こんくらい取ってやる」っていう意欲につながらないね。気持ちいいくらいつながらない。
月河の予感ですが、ピンカメちゃん、たぶん現役競走生活の間は今回を上回る配当叩き出すことは無いと思う。次走以降は牡馬との混合戦に出てもそこそこ買われるでしょうし。…期待すべきは、繁殖入り後の彼女の産駒たちです。薄暗い空、雨の東京、クラシック大レースの谷間で、GⅠなのに何か存在感もメンバーも地味…というようなとき、絶対ガツンと穴を開けると思う。全然、期待されてないのにアララ勝っちゃった、自分が先頭でゴールしたのに場内悲鳴と罵声、スタンド前を帰ると「バカヤロー」の怒号、出迎える厩舎スタッフも馬主さんも、下りたジョッキーさんもなぜか半笑い…という空気の記憶は、競走能力以上に、必ず次世代に遺伝します。
来週はヴィクトリアマイル。かの国ではニコラ・サルコジさんが当選しましたよね。これまた何かを予感させる名前の響きではありませんか。猿橋騎手が現役で、“2（ニ）”枠にでも入ったら、迷わず買っただろうな。牝馬戦強かったし。…でも、このテのサイン読みは、意識した時点で流れ変わってるんだよね。ヴィクトリアは英国の女王の名だから、エリザベス女王陛下の動静でも調べてみますか。
最近、またMr.チルドレン『彩り』が気になる曲になってきました。当地のFM NORTH WAVE、ふだんはJ-pop系、特にチャート上位系にはさほどフレンドリーではないのですが、この曲だけはDJさんディレクターさんの中にファンが多いようで、リリースからかなり経つはずなのにいまもよくオンエアされています。
以前は、口ずさむうちにある箇所に来ると槇原敬之さん『どんなときも。』にスライド移行しそうになるという話を書きました。
最近は、イントロのある箇所に来るとイーグルス『New kid in town』を思い出すようになってきた。群盲象を撫でるじゃないけど、イーグルスって巨人過ぎて時代によって曲調や音の肌合い、存在感が違い過ぎ、月河のような洋楽後進者には好きとも嫌いとも俄かにはとらえられないところがあるんですが、『New～』は初めて聴いた90年代からずっと好きです。
…ってことは『彩り』も好きなのかな。そうは言えない気がするけど。ミスチルの曲としては、流して聴いてる分にはともかく、歌うとなんだか物足りないんですよ。あ、歌おうとするからいかんのか。
