★「生命力&成長力」何となく似たような言葉だが、
90歳になった私などは「生命力」はあるが、「成長力」はないのかも知れない。
なぜ突然そんなことをと思われるかも知れぬが、
庭の片隅に、種からこんな2枚の葉を出した植物があって、
葉の形を見る限り、結構大きな樹のようなのである。
芽を出した場所がちょっと悪いので、
少々大きくなっても問題のない場所に植え替えた。
種から芽を出した双葉の状態だから、問題なく植え替えられたのである。
写真ではお解り難いと思うが、ここなら大きくなっても問題のない場所である。
果たして10年後にはどうなっているのだろうか?
10年後、若し生きていたら私は100歳である。
100歳まで生きる「生命力」はあったとしても衰えるばかりで、
「成長力」はないのかも知れない。
この「木の芽」は間違いなく10年は成長するから、
どんなに育っていくのか、見守っていきたいと思っている。
★ ところで「成長力」を検索するとこんな文章が現れた。
人が成長すると言われるとき、その成長は3つに分類することができると言われています。その種類とは「心技体」という言葉でも知られているように、「ココロの成長」「ワザの成長」「カラダの成長」の3種類で、
「ココロの成長」「ワザの成長」は歳を取っても成長するのかも知れないが、
まあ、90歳ともなればムツカシイと思った方が無難だろう。
ただ、こんな「木の芽」の成長などは、
仕事がいっぱいの現役時代は。そんなことには構っておられないだろうし、
年寄りが追っかける題材としてはいいのかも知れない。
ただ、何も考えずに生きていくよりは、
こんなことに関心があるほうがいい。
★実はこのもみじは、昨年は「双葉」だったのである。
2年目になると、もうこんなに大きくなる。
玄関先なので、どのような大きさにするか、今思案どきなのである。
その横に半分移っている鉢には、
今年、薔薇の挿し木をした。
いま、こんな状況である。
実は、この薔薇は最初に買って来た薔薇で、
その薔薇は枯れてしまったのだが、
その挿し木をして育った薔薇が、もう5年目だがこんなに育っていて、
その薔薇から採った挿し穂なのである。
この薔薇に拘るのは昨年5月に枯れてしまったのだが、
20年前に我が家で「最初に植えたパパメイアン」なのである。
花もいいが香りも素晴らしい最高の薔薇である。
そんなことで「生命力&成長力」を追っかけている昨今なのである。