★ 「慶睦会」とはカワサキの国内販社・現在のKMJのOBたちのOB会である。
昨日はその「第27回慶睦会」があって出席してきた。
コロナがあって3年ほど開催がなかったのだが、
会員の皆さんも高齢化して、この間に14名の方が亡くなられて、
コロナの影響もまだあるのか、
今回は総勢14名と言うこじんまりとしたものになったのである。
このKMJは旧くカワサキ明発工業がそのスタートで、
今年は70周年と言う節目の年なのである。
私自身もこの販社に現役時代3回の出向期間があって
最初に関わったのは昭和36年(1961年)だから、
62年も前のことでカワサキの二輪事業に関わったメンバーとしては最古参と言ってもいいのである。
この会社の経緯はいろいろとあったし、この会社に関わった人たちは川重からの出向者は川重に戻ってしまうこともあるし、
中途退職してカワサキの販売店を開設した人などいろいろで、
普通の会社のOB会のように定年退職した人たちで構成するのとはちょっと違っていて、
この販売会社に「1日でも籍を置いた人は権利あり」と言うOB会なのである。
★実はこの「慶睦会」は永年この販社社長を務められた田中誠さんの提言で、
ちょうど私が販社出向時に創ったもので、
東京と明石にそれぞれの会を創ったのだが、
だんだんと年齢も高齢化して東京は何年か前に解散したようである。そんなことで今は明石だけになってしまった、
これは現KMJ桐野英子社長と現役時代カワサキのJET SKYの事業化をしたり、アメリカKMC社長を務めた鶴谷将俊さんと私のスリーショットである。
女性の活躍がいろいろと言われる昨今だが、
桐野さんは若いころはカワサキフランスの社長を務め、
今は国内のKMJ社長を務めている才媛である。
今回集まったメンバーは少なかったが、
本当にカワサキの二輪事業スタートの時期からのメンバーが多数いたし、
カワサキの会合にはどこにでも顔を見せる八尾カワサキの加藤ご夫妻も一緒だった。
加藤紀さんは、カワサキの現役時代に85J1で富士登山に成功されている。
ホントか?と思われるが、ホントの話で、
その一行の費用の面倒をみたのは私なのである。
私が広告宣伝課長時代で、
オートバイ誌とサイクリスト誌にこんな広告を打ったのである。
そんな昔話も出た楽しい「慶睦会」だった。
ただこのようなOB会も会員の方たちが年々高齢化して、
出席メンバーは激減したと言っていい。
それなのに今回集まった人たちは不思議なほど事業スタート時にいた一番旧い連中ばかりだった。
私自身も30歳代だった若いころのメンバーで昔話に花が咲いた楽しい時間だったのである。
お土産に、こんな立派な70周年記念グラスを頂いた。