★最近は庭仕事をする機会が多く、樹の手入れなどに時間を割くものだから、
何となく植物に関心が出てきている。
花の咲く樹、実の成る樹などいろいろだが、
桜や薔薇の花などはまさに花だが、松でも槇でもみんな花は咲き種子を造るのだが、
それが目立たないだけなのである。
庭にもいろいろ植わっているが「実がなる」植物もいっぱいある。
そんな中でも実が一番目立つのは千両・万両かも知れない。
「万両は7月頃に、1cmほどしかない小さな花を枝の先に咲かせます」と言うのだが、
紅い実はよく解っていたが、そんな花など咲いたのかなと調べてみたら花が咲くらしい。
そんなことで庭の万両を見たら、確かにこんな花がいっぱいついている。 今までも咲いてたのだが、気が付かなかっただけなのだろう。
千両もこんな状態だったから、
今年の冬はいっぱい実を付けるだろう。
万両は種が落ちて、千両は株分けで、いずれも庭にはいっぱいあるので、
正月の墓参りには花を買わずに千両と万両の実の付いた房を切って、
墓前を飾ることにしているのである。
★ ところで「食べれる実」の成るものとしては、
みかんがあるが一昨年は沢山なったのに、昨年は全然ダメだった。
今年は花もいっぱい咲いて、今こんな状態だから、
今年の冬は我が家のみかんが食えるだろう。
ブドウも「マスカット」を植えてもう5年以上になり、枝も伸びているのだが、
こちらは花も咲かないし、実もならないのはなぜなのだろう?
同じブドウの種類だが「ブラックベリー」は毎年いっぱい実をつける。
今はすでにこんなに大きくなっていて、これが熟して真っ黒になる。
マスカットのように美味しければいいのだが、
味はもう一つのような気がする。
こんなにいっぱい成っているのである。
★ こんなことで、今年は朝散歩に行く協同学苑の柿の花などをはじめて見て写真を撮ってきた。
これは5月の半ばだったが、
今はまだ小さいが「柿の実」がいっぱい成っている。
こんなに詳細に「実の成る植物」を追っかけたりしたのは今年が初めてのことで、
ほかにすることもないので、こんなことが気になる毎日なのである。
其れもまた「年寄りらしくて」いいのかなと思っている。
今年の秋は柿やみかん、さらには千両・万両が楽しみである。