★昨日は家内と久しぶりの外食で三木の蕎麦屋で蕎麦を食ってきた。
最近の外食と言うと蕎麦やうどんが多いのだが、
そんな食事が似合うというか、
そんな年代になったのだと思う。
★ 私の年代は昭和20年(1945)終戦の年が中学1年生である。
いまどきの人に戦時中や戦後の話をしても「ピンとこない」と思うが、
「食料難の時代」で食うものが少ないというか限られていた時代なのである。
私自身の経験で言えば、小学校から高校時代までは、「蕎麦」など食ったことはなかったと思う。
大学に入学したころから突然世の中は豊かにはなったのだが、
「蕎麦」を食った覚えはないし、ひょっとしたら就職してからも蕎麦を食った記憶は鮮明には覚えていない。
「蕎麦」も食わなかったが「納豆」も食ったことがなかったと思う。
「蕎麦も納豆」も食いだしたのは昭和42年(1967)に仙台に赴任してからで、
「最早戦後ではない」と言われた東京オリンピックのあとぐらいからである。
今の時代では「考えられない」と思うのだがそんな時代だったのである。
★ 昨日食った蕎麦である。
見るからに「旨そうな蕎麦」を
こんな綺麗な庭園を眺めながら食ってきた。
★ こんな蕎麦だが、家ではなかなか食えなくて、
蕎麦を食おうと思えばスーパーでの「弁当風になった蕎麦」か
「蕎麦屋」に行かなければ口にすることは出来ない。
ところで世界で日本以外にそばを食う国があるのかなと調べてみた。
ざくっと日本以外の国の蕎麦料理をまとめてみると、。
フランス:ガレット(そば粉を使った薄焼き)
ロシア:ブリヌイ(そば粉のパンケーキ)
イタリア:ピッツォッケリ(そば粉のパスタ)
ネパール:ディロ(そばがき)
韓国:メミルムク(そば粉澱粉のみ使ったそばがき)
などなどこのほかにもいろいろあって、世界中で食われているようだが、
「ざるそば」は日本だけだろう。
それも殆どが外食だから、これから外食する機会がそう多くはないのだが、
「蕎麦屋」にいく機会は多くなるかも知れない。