7.塩尻の前倒しと松本の前倒し-昼食の断念
中央東線辰野支線の小野での取材時間は59分で、
少し時間を持て余したが、
11:11に漸く塩尻行きの列車がやってきた。
塩尻から小野に来る時に乗ったE127系100番台A2編成だった。
辰野で折り返しを待って再び塩尻までの運用に着くダイヤなのだろう。
小野から12分かけて塩尻まで戻ってきた。
塩尻の乗り換え時間は40分で、
この時間で「福和家」で昼食を喰うことにしていた。
塩尻駅から305mで、徒歩5分の距離である。
ダイヤ改正の前の乗り換え時間は1時間13分で、
塩尻での昼食は余裕があったが、
ダイヤ改正後では40分になってしまい、
往復を差し引くと30分しかない。
空いていればこの時間で食事は可能だと思うが、
混んでいたたり、料理の提供に時間がかかっては、
12:05発の松本行きに間に合わないかも知れない。
そこで塩尻での食事は諦め、そのまま松本まで行くことにして、
いったん外に出たものの、再び青春18きっぷで再入場した。
塩尻駅の駅蕎麦店「信州そば」の改札内入口。
改札外は待合室に面しているのだが、
こちら側のドアは異常に狭い。
痩せた人でないと、入店できないような気がする。
このドアを見るのも塩尻訪問の密かな楽しみである。
昼食を喰わなければ、11:43始発の松本行きに間に合う。
しかも充当されていたのはE127系100番台A2編成だった。
ここまで乗ってきた車両がそのまま松本行きに充当されている。
以前はこの区間は専属の123系が充当されていた時代もあったが、
今は他の区間と共通運用のようだ。
※塩尻駅に停車中の123系
※撮影日時 2001/11/25 11:22:51
114:43塩尻発の松本行きに乗り込み、終点の松本まで行く。
この列車は12:01に松本に到着する。
JR松本駅は単式1面1線と島式3面6線の、
計4面7線の地上ホームを有する篠ノ井線の駅である。
お城口(東口)側の島式ホームは0番線、1番線に付番され、
篠ノ井線専用で、0番線は松本発着専用、長野方面のみ線路がある。
中央の島式ホームは2番線、3番線に付番され、
篠ノ井線のほか、中央東線からの乗り入れ列車、大糸線が使用する。
西口に近い島式ホームは4番線、5番線に付番され、
4番線は篠ノ井線、中央東線から乗り入れ列車が使用、
5番線は篠ノ井線、中央西線からの乗り入れ列車が使用する。
単式ホームの6番線は島式ホームから少しずれた位置にあり、
アルプス口(西口)に接した位置にある。
6番線は大糸線専用で、大糸線方面のみに線路がある。
また6番線の反対側はアルピコ交通上高地線が使用、
こちらは上高地線方面のみに線路があり、
松本駅に隣接する松本車両センターの外側を走る。
駅取材してから夕食に予定していた「どんぐり」で昼食を喰おうと思い、
行ってみたら店の外にまで待ち客が溢れ、
このあとの予定を考えてここでの昼食は断念し、駅に戻る。
予定では篠ノ井線13:30発長野行きで姨捨に行くことになっていたが、
ここで昼食を断念すれば、1時間前の12:30に間に合う。
乗り込んだ車両はE127系100番台A2編成だった。