4.「電車とバスの博物館」と早期撤収-大井町の旅の終わり
鷺沼からふたつ戻った宮崎台は「電車とバスの博物館」が併設されている。
東急が運営する正しく電車とバスの博物館で、
鉄道ではデハ200形、モハ510形の実車が静態保存されている。
宮崎台で改札を出るとコンコース内に「電車とバスの博物館」の正面口がある。
そのまま進んでいって入場することにする。
入場料は大人200円で、PASMOなどの交通系カードでも購入が可能である。
入場券にはQRコードがあり、入口には自動改札の前にコードリーダーがあり、
QRコードをかざすと改札のゲートが開くようになっている。
会場は駅に併設されているパノラマワールド、シミュレーターワールドと、
別館のキッズワールドがあり、モハ510形はキッズワールドに保存されている。
しかしキッズワールドという名前から取材する価値はないと勝手に判断し、
別館には行かずにそのまま駅に戻り、駅取材して田園都市線の終点である中央林間に向かう。
中央林間は東急田園都市線の終着駅であり、また小田急江ノ島線も接続している。
ここで東急と小田急の駅取材をしてから田園都市線で溝の口まで戻る。
接続するJR南武線武蔵溝ノ口の駅取材する。
溝の口で大井町線に乗り換え、終点の大井町まで行く。
田園都市線と大井町線の分岐点は二子玉川だが、運行上は溝の口まで乗り入れている。
そこで溝の口で始発に乗り込んで大井町まで行き、これで東急電鉄の全線の乗り潰しが完了した。
予定では5:00p.m.からディナータイムが始まる洋食店の路面店に行くつもりだったが、
「電車とバスの博物館」で予定よりも早めに切り上げてしまったために、
大井町に到着する時間も1時間以上早く着いてしまったため、
JR大井町駅の駅ビルであるアトレ大井町に行き、
6階の「神田グリル」で目玉焼きをのせたハンバーグ1,040円を喰う。
大井町から京浜東北線で隣の品川まで行き、
ここで総武快速線直通の横須賀線で津田沼まで戻る。
連休中で混んでいたのでグリーン券550円を購入してグリーン車に乗り込む。
本当は天井の高い車端部が好きなのだが、満席だったために2階に座る。
考えてみれば車端部以外に座ったのは久しぶりかもしれない。
「REI RINGONO Home Page」を第570回更新しました。
「飲食店ブログ記事」に「三軒茶屋『中国菜家 喜来楽』」を公開いたしました。
http://www.asahi-net.or.jp/~ez9t-sn/
「Station-駅から始まる物語」を第800回更新しました。
1150.阪急電鉄河原町駅を公開いたしました。
「駅名表示板コレクション」を第355回更新しました。
駅名表示板コレクションに新京成電鉄新京成線薬園台駅を公開いたしました。
「REI RINGONO Railway Encyclopedia」を第337回更新しました。
「廃車&保留車 電車」の私鉄電車に西武鉄道311系クハ1303を公開いたしました。
http://encyclopedia.shikisokuzekuu.net/
「ライトレールの時代」を第120回更新しました。
京福電鉄を更新いたしました。
http://lightrail.nekonikoban.org/
「気動車」を第407回更新しました。
JR一般形にキハ30 100の画像を添付いたしました。
http://dieselcar.bokunenjin.com/
「電車」を第440回更新しました。
中小私鉄の一畑電気鉄道に「2100系2102編成北松江線」の画像を添付しました。
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「飲食店ブログ記事」に「稲毛『北海道らーめん ひむろ 稲毛店』」を公開いたしました。
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「気動車」を第406回更新しました。
JR一般形にキハ30 62の画像を添付いたしました。
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「電車」を第439回更新しました。
「直流」の特急形に「383系『ワイドビューしなの』」の画像を添付しました。
元町・中華街で上りのみなとみらい線に乗って東急東横線に直通して日吉まで行く。
東横線と目黒線は田園調布で分岐するが、目黒線は東横線と平行して日吉まで伸びている。
そこで日吉で始発の目黒線に乗り換えて目黒まで行く。
目黒でいったん下車して外に出て再び入場して下り電車に乗り込む。
予定では多摩川で多摩川線に乗り換えて蒲田に行き昼食を喰うことになっていたが、
早めに予定をこなしているために、多摩川線の乗り潰しを後回しにして、
池上線の乗り潰しを先に行うこととし、多摩川まで行かずに大岡山で下車する。
大岡山は目黒線と大井町線の乗換駅になっていて、大井町線に乗り換える。
大井町線と池上線の乗換駅である旗の台に行こうと思ったが、
間違って溝の口方面のホームに行ってしまい、来た電車に飛び乗ってしまった。
乗ってから逆向きだったことに気付き、2つ先の自由が丘で反対方向に乗り換える。
改めて旗の台まで来て池上線に乗り換える。
池上線のホームにはドアの前の位置に行列が出来ている。
何でこんなに混雑しているのだろうと思ってきた電車に乗り込んだが、
車内放送で故障により7分遅れで運行されていることを知った。
その分乗客が溜まってしまったのだろう。
池上線と云えば西島三重子さんの名曲が有名で、多くの人がカヴァーしているが、
勿論今の電車はドアの近くに立ったってすきま風に震えることはない。
五反田まで行ってJR五反田駅を取材してから再び池上線に乗り込んで蒲田まで行く。
蒲田といえば羽根付き餃子で知られており、
有名店のひとつである「春香園」でランチメニューのラーメンと餃子のセットを喰う。
蒲田駅では人が溢れており、京急蒲田駅に向かう人の流れが出来ていた。
駅まで行って分かったのだが、人身事故で一部区間で運転を見合わせており、
京浜東北線から振り替え輸送で京急に乗り換えることが多くいたのだろう。
東急の蒲田駅に入り、多摩川線に乗って終点の多摩川まで行く。
ここで下車して駅取材してから目黒線で大岡山まで行く。
午前中にもこの駅で乗り換えたが外に出る暇がなかったために改めて下車して駅取材する。
大岡山は副駅名に「東急病院前」とあるように、駅の上は病院になっている。
駅舎が商業ビルを兼ねているところは多くあるが、鉄道会社直営の病院になっているのは珍しい。
大岡山から大井町線長津田行きで鷺沼まで行く。
ここで駅取材してから田園都市線上り方面でふたつ戻る。
山手線をハチ公改札口に出ると、渋谷駅前のスクランブル交差点の前に出る。
人手が多い場所として非常に有名な場所であるが、渋谷に到着したのが07:32で、
まだ東京に遊びに来る人たちが到着する前だったのか、それほどの混雑ではなかった。
それでもハチ公の銅像の前には既に待ち合わせの人たちが何人かいた。
東急東横線渋谷駅は以前は高架ホームであったが、副都心線と相互直通するため、
2013年3月16日から地下ホームへと変更された。
入口は田園都市線と共通だが、場所が少し離れているために地下道を移動する。
ハチ公口の前にある東急、東京メトロ共用の地下道への入口の横には、
東急電鉄初代の5000系のカットボディが展示されている。
地下に入って「しぶちか」を東急東横線の改札方面に進み、
東急の券売機で東急ワンデーオープンチケット660円を購入する。
この切符で東横線の改札を入場、07:38発の特急で一気に横浜まで行く。
これで東横線の全区間の乗り潰しが完了したことになる。
横浜で下車していったん改札を出てからSuicaで再入場する。
東急東横線と横浜高速鉄道みなとみらい線とは相互直通している。
以前は東横線は桜木町が終着駅だったのだが、
2004年2月1日より東白楽と反町間から地下線に切り替えられ、反町が地下化、
横浜駅も場所を移動してみなとみらい線に接続された。
みなとみらい線は東急ワンデーオープンチケットの利用区間ではないため、
敢えていったん改札を出てSuicaで入場したのだ。
別料金にはなるがついでに乗り潰しに挑戦することにした。
横浜高速鉄道みなとみらい線は横浜から元町・中華街を結ぶ4.1kmの路線で、
ほとんどの列車が東急東横線と直通運転されている。
全区間が地下を走り、起点と終点を合わせて6駅ある。
終点の元町・中華街の改札を出て、山下公園への出口があったため、
予定ではこのまま折り返すつもりだったが外に出てみる。
山下公園まで行ってみると多くの人手があった。
氷川丸も近くで見られ、遠くにはみなとみらいの街の様子が見て取れる。
海風を十分に堪能してから元町・中華街まで戻る。
このあと目黒線の乗り潰しのために目黒線終点の日吉まで戻ることにする。
Suicaだと乗り越しできないため、横浜までの切符210円を購入して入場する。
帰りは横浜で下車せずにそのまま日吉まで直行する。
東京急行電鉄は渋谷から横浜を結ぶ東横線24.2kmと、
渋谷から中央林間を結ぶ田園都市線31.5kmを中心に、
東京都、神奈川県に鉄道線95.1km、軌道線5.0kmを所有する大手私鉄である。
渋沢栄一が田園調布開発のために設立した田園都市の鉄道部門を1922年に分離した目黒蒲田電鉄が始まりで、
その手腕を買われて五島慶太が社長を務め、
1934年10月1日には池上電気鉄道、同年10月16日には東京横浜電鉄を合併した。
1942年5月26日の陸上交通事業調整法により、
小田急電鉄、京浜電気鉄道を合併して東京急行電鉄と改称し、
1943年には相模鉄道の運営権を受託、1944年には京王電気軌道を合併した。
戦後の過度経済力集中排除法により4社が分離し、現在の東京急行電鉄の形になった。
現在の路線は本線格の渋谷と横浜を結ぶ東横線、渋谷と中央林間を結ぶ田園都市線、
支線格の目黒と武蔵小杉を結ぶ目黒線、大井町と二子玉川を結ぶ大井町線、
五反田と蒲田を結ぶ池上線、多摩川と蒲田を結ぶ東急多摩川線、
路線は横浜高速鉄道が所有、第二種鉄道事業者として旅客営業を行う子どもの国線、
そして軌道線として三軒茶屋から下高井戸を結ぶ世田谷線の8路線である。
このうち全区間を完乗しているのは子どもの国線と世田谷線の2路線で、
未乗車区間は東横線の自由が丘から横浜まで、 田園都市線の長津田から中央林間まで、
大井町線の大井町から旗の台まで、目黒線、池上線、東急多摩川線の全区間である。
残りの区間の乗り潰しに挑戦することにして、「東急ワンデーオープンチケット」の旅をする。
この切符は東急電鉄全線全区間が一日乗り放題というもので、価格は660円である。
東急の路線延長は99.9kmあり、それを考えると660円は安い。
ゴールデンウィークのほぼ真ん中にあたる5月3日火曜日、
もともとの天気は雨だったが直前になって予報がずれて降水確率が下がったのでこの日に決行した。
津田沼で下車して「松屋」で朝食を喰ったあと、始発の総武緩行線で代々木まで行き、
山手線に乗り換えて隣の渋谷まで行く。
現在使用しているデスクトップパソコンは購入時にインストールされていたOSがWindows7だった。
そのあとWindows8やWindows8.1がリリースされたが、バージョンアップはしなかった。
Windows7は良く出来たOSで、敢えてバージョンアップする必要はないと思っていた。
去年Windows10がリリースされた時も直ぐにはバージョンアップしなかった。
Windows10は1年間に限り無償でバージョンアップできるようになっていたのだが、
それでも不具合などが出ることを警戒して直ぐにはバージョンアップしなかったのだ。
ところが最近になって起動に時間がかかるようになってきた。
以前はそんなことはなかったので、もしかしたらMicrosoftが変な更新プログラムを送り込んだのだろうか。
さらに突然勝手にバージョンアップの予定が送られてきた。
ウィザードには「ご登録いただいたWindows10の準備が整いました」と書かれているが、登録した覚えがない。
Microsoftからのメールでは無償アップグレード7月29日までとなっており、
Windows10の不具合が大きな話題になるというようなこともなく、
いずれにしてもそろそろバージョンアップしてもいいかなと思った。
そこで5月21日土曜日にWindows10へのバージョンアップを実行した。
アップグレードはほぼ自動的に行われ、特に面倒なことはなかったのだが、
Windows10になってから困ったことがいくつかあった。
一番困ったことは日本語入力ATOKがWindows10に対応しておらず、
ブログなどの入力に使えないことだ。
MicrosoftのMS-IMEは対応しているのだが、
今までずっとATOKを使っており、いろいろな単語や繰り返し使う文を登録していて、
それが全く使えなくなると日本語入力が非常に面倒になる。
仕方がないので「メモ帳」に書いてブログに貼り付けているが、正直云って面倒くさい。
ジャストシステムのホームページで確認したところ、
アップグレードモジュールを発行しているのはATOK2015以降で、
ATOK単体若しくは一太郎を最新版にバージョンアップするしかないようだ。
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以前からこの店の存在は知っていたが、今年4月になって初めて入ってみた。
それ以来よく訪問するようになったのだ。
今までは味噌ラーメンを頼んでいたのだが、
メニュー表にあった「鶏脂醤油らーめん」が気になり、
この日に初めてオーダーしてみた。
鶏脂醤油らーめんも味噌ラーメンと同様に細麺と太麺が選べるようになっており、
今回は醤油ラーメンということで細麺をチョイスした。
トッピングはもやしに多めの刻んだ葱、チャーシューなどで、
味噌ラーメンとほぼ同じものだった。
魚介系の醤油ラーメンはあまり得意ではないのだが、
鶏脂の醤油ラーメンはこってり系で美味しいと思った。
細麺の方がやはり醤油ラーメンには良く合うし、茹で上がりも少し早いような気がする。
価格は670円で、この内容でこの価格ならコストパフォーマンスはいいと思う。
そのあと大塚に移動になるまで11年間通った場所である。
以前、青砥で下車することがあって前の会社の後を訊ねてみたことがある。
前の会社は既にないが、建物はそのままに別の会社に使われていた。
その時に偶然発見したのが「やまぐちさん」という洋食店である。
それ以来、一度行ってみたいと思いながらなかなかその機会に恵まれなかった。
京成電鉄は青砥から分岐して押上線が押上まで走っており、
押上から都営地下鉄浅草線と直通している。
さらに泉岳寺からは京浜急行に乗り入れていて、
京急と京成は都営浅草線を介して直通運転されている。
そこで京急の「三浦半島1DAYきっぷ」の帰りに青砥まで出てここで夕食を喰うことにした。
当日は綿密な予定を組んでいたが、どうしてもイレギュラー対応のためにルーズに組むため、
実際には前倒しで予定をこなして1時間くらい早めに青砥に着いてしまった。
そこでディナータイムの営業開始である5:30p.m.まで青砥駅近くを散策することにした。
新人の頃から先輩や同僚、または後輩などと良く来た店も幾つか残っていて懐かしかった。
そして5:30p.m.を待って「やまぐちさん」に行く。
開店時間とほぼ同時に行ったのだが、店は既に満席に近かった。
やはり地元の人に愛される人気店のようだ。
オーダーはハンバーグ定食864円にした。
店が混んでいたために少し待たされてハンバーグが登場した。
鉄板の上に鉄皿を載せて温かいまま喰えるようになっている。
デミグラスは少し甘めで、個人的にはもう少し甘さを控えてもいいかもと思った。
それでも女性にはこのくらいがちょうどいいのかもしれない。
付け合わせはピーマン、人参、ポテトフライで、すべてデミグラスソースと良く合う。
定食にはライスと味噌汁、お新香が付く。
味噌汁は寸胴を鉄板の上に置いていて、ずっと暖めている。
店の中には店主と中尾ミエさんの写真が飾ってあり、有名人も来店する店のようだ。
未乗車区間の乗り潰しに挑戦したが、
その昼食に行ったのが横須賀中央の「横須賀海軍カレー本舗」である。
横須賀は日本のカレーライス発祥の地として有名であるが、
その拠点として2005年4月にオープンしたのが「横須賀海軍カレー本舗」である。
1階は売店、2階がレストランになっていて、
レストラン開店時間の11:00a.m.過ぎに行ったら既に満席に近かった。
それだけ有名で利用客も多いのだろう。
それでも何とか大テーブルの席に座ることが出来て、
よこすか海軍カレースペシャルビーフ1,300円をオーダーする。
テーブルに敷かれていた紙には「よこすか海軍カレー」の誕生秘話が書かれていた。
それによると海上自衛隊横須賀地方総監のお別れパーティーの席上で、
「呉市と舞鶴市の肉じゃが本家争い」の話題がのぼり、
海軍の街である横須賀でカレー発信の地として地域の活性化を図ってみてはどうかとなり、
市役所や商工会議所、さらには海上自衛隊が一体となって当時の味の再現に取り組み、
2001年に「よこすか海軍カレー」が商標登録になったとのこと。
「よこすか海軍カレー」は1908年に記された「海軍割烹術参考書」の、
カレイライスの作り方を忠実に再現したということである。
読んでいる途中でサラダと牛乳とお新香が運ばれてくる。
牛乳が付くというもの普通のカレー屋さんなら珍しいが、
海軍が兵士の栄養不足を考慮してカレーには牛乳という取り合わせを決めたのだろう。
因みにお新香の皿に一緒に乗っているのはチャツネである。
チャツネとは豆などを原料に造られたペースト状の調味料のことだそうである。
サラダを食べ終わる頃に漸くカレーが提供される。
カレーはチキンかビーフから選べるようになっていて、ビーフを選択した。
ライスとカレーが別々に供され、自分でレードルでお皿のライスにかけるようになっている。
実際にカレーを掛けてみるとこんな感じ。
野菜も牛肉も小さめに切られており、食べやすいように工夫されている。
カレーの味は敢えて云うなら「昔ながらの…」という形容詞がふさわしいかと思う。
今の専門店や洋食店のカレーから比べると、正直云って見劣りするが、
それでもその歴史的価値を考えると一度は食べておくべきではないかと思う。
カレーが食べ終わるとコーヒーが出てくる。
コーヒーも正確には海軍珈琲という名称になっており、ホットかアイスの選択が出来る。
また海軍珈琲は海軍紅茶に変更も可能だという。
本格的なコーヒーは食後のホッとした時間を愉しむのに良い。
堀ノ内で駅取材してから京急久里浜線に入り、駅取材する。
路線としては泉岳寺から浦賀までが京急本線、
堀ノ内から分岐して三崎口までが京急久里浜線であるが、
実質的には泉岳寺から三崎口まで直通して運用されていている。
堀ノ内からまずはYRP野比に行って駅取材する。
駅名にアルファベットが使われている駅名は珍しく、ここは駅取材したかった。
関西には駅名に“JR”が使われる駅がいくつか見られるが、
YRP野比の“YRP”は近くに出来た「横須賀リサーチパーク」の略号で、
1997年10月に横須賀リサーチパークが開園したのに合わせ、
1988年4月に駅名を「野比」から変更した。
このあともともと予定にはなかった津久井浜を駅取材してから、
予定していた三浦海岸、三崎口と取材する。
三崎口を取材したところで京浜急行電鉄の全線乗り潰しが完了、撤収する。
ちょうど2100形クロスシート車が停まっていたのでここに座席を確保し、
「三浦半島1DAYきっぷ」の乗車駅であった品川まで戻る。
予定よりも早めに取材を終えたため、キヤノンのショールームに行く。
展示会の写真を鑑賞し、購入予定のコンパクトデジカメを見る。
ここからはSuicaを使用し、京急品川から都営浅草線直通で京成青砥まで行く。
以前から行きたいと思っていた洋食店「やまぐちさん」へ行くことにしていたが、
まだ開店時間には1時間近く早く青砥に着いてしまったため、辺りを散策する。
青砥は大学を出て最初に就職した会社の最初の赴任地であり、
11年間通った思いで深い場所であり、当時会社の先輩や同僚と良く行った店などを見て回る。
多くの店が既に閉店したり別の店に変わっていたが、
それでも当時の面影を残して存続している店を見つけると嬉しい。
5:30p.m.を待って「やまぐちさん」でハンバーグ定食を喰い、
ここから京成で帰ることにしたのだが、ホームに上がると1000形1057編成が入線してきた。
京浜急行は基本的に赤い塗色がコーポレートカラーなのだが、
機材運搬や救援車として運用される事業用の電動貨車が黄色の塗色となっていて、
京急ファンの間では「しあわせの黄色い電車」と呼ばれて密かな人気になっている。
これを受けて京急では“沿線にも幸せを広めたい”として、
2014年5月1日から3年の予定で1000形1057編成を黄色に塗色、
1編成だけの「KEIKYU YELLOW HAPPY TRAIN」として運行している。
以前、京成押上線で押上から八広駅まで実際に乗車したこともあり、
その時に車両取材は済ませていたものの、やはり見掛けるだけで嬉しい。
実は横須賀中央駅の西口で撮影していた時にも見掛けたが、
高架ホームだったためにちらっとしか観ることが出来なかったのだ。
予定では金沢文庫を取材してから横須賀中央に行き、
横須賀海軍カレー本舗で昼食を喰うことになっていたが、
予定より前倒しで取材してきたため店の開業時間11:00a.m.まで時間があったため、
金沢八景で駅取材したあと、京急田浦、逸見、県立大学で急遽駅取材を敢行する。
県立大学を取材したところでちょうど良い時間となったため、
横須賀中央に移動して横須賀海軍カレー本舗でよこすか海軍カレースペシャルビーフ喰う。
横須賀中央駅を降りてまず目に付いたのは海兵隊の制服を着た人たちである。
横須賀には海上自衛隊の学校があるので、たぶんそこの生徒なのだろう。
この街は昔から海軍とともにあるのだ。
駅取材してホームに移動して改めて気付いたのだが、
横須賀中央駅はトンネルとトンネルに挟まれた場所にホームが設置されていた。
下り方面のトンネルはこうなっている。
上り方面のトンネルはこうなっていて、本当にホームの直ぐ先がトンネルになっている。
横須賀は三浦半島の中腹に位置しており、海に近い場所と同時に山の麓でもあるのだ。
このあと京急本線の終点である浦賀まで行って駅取材する。
ここからは堀ノ内まで戻って久里浜線の取材に入る。
2016年4月16日土曜日、総武緩行線から総武快速線に乗り換え、
東京からそのまま横須賀線に入り品川まで行く。
京浜急行の起点は泉岳寺だが直通する都営浅草線の管理駅であるため、
隣の品川駅からこの旅はスタートする。
JR品川駅を高輪口からでで隣接する京浜急行の改札口まで行き、
券売機で「三浦半島1DAYきっぷ」1,920円を購入する。
利用可能区間は金沢文庫以南で、往復区間は途中下車は出来ない。
まずは快特で金沢八景まで行き、ここでエアポート急行に乗り換えて新逗子まで行く。
逗子線は金沢八景から分岐しており、多くは京急空港線に直通する列車が本線から直通している。
新逗子は隣の神武寺からJR横須賀線を跨いでおり、車窓からは鎌倉車両センター逗子派出所が見える。
新逗子駅ではまず南口に出たが、北口は線路を跨いだ反対側にあり、その途中には踏切も設置されている。
高架ホームの延長に跨線橋があり、ホームとは少し離れた場所に北口の駅ビルが設置されている形になっているのだ。
北口の近くには亀岡八幡宮があり、またJR逗子駅とも徒歩圏内である。
十分に駅取材してから09:44始発のエアポート急行で、
「三浦半島1DAYきっぷ」のフリーエリアの北限である金沢文庫まで戻る。
ここでは駅取材せずに隣の金沢八景まで行って駅取材する。
途中、車窓からは総合車両製作所の工場が見え、製造途中の車両も微かに見えた。