林檎乃「とほほ・・・。」ブログ

林檎乃麗の「とほほ・・・。」な日常を綴っています。 

寝台特急「トワイライトエクスプレス」来春廃止

2014-05-29 | 鉄道・旅行
昨日のNHKニュースを見ていてびっくりしたのだけれど、
大阪と札幌を日本海縦貫路線で結ぶ寝台特急「トワイライトエクスプレス」が、
車両の老朽化などを理由に来春廃止されることになったそうだ。
曜日によって札幌行きと大阪行きに分かれるので、厳密に云えば不定期列車扱いになるのだが、
それでもほぼ定期的に運用される列車としては日本最長距離を誇る寝台列車で、
札幌行きと大阪行きでは通過区間や他の列車の待避などで時間が異なる。
A個室寝台はなかなかチケットの取れない列車として「北斗星」と並んで今でも人気が高い。
老朽化に加え、北海道新幹線の建設によって札幌アクセスの寝台列車の魅力を値踏みしているのかもしれない。
いずれにしてもまた寝台列車が姿を消すことになってしまったことに関しては悲しい限りである。
以前からある客車を使った寝台列車は「北斗星」、「カシオペア」だけとなってしまった。
「北斗星」も国鉄時代から使っている24系客車を使用しているので、
老朽化という問題では「トワイライト・・・」と変わらない。
心配である。
逆にJR九州が投入した「ななつ星in九州」のような豪華列車としての客車が、
JR東日本やJR西日本でも計画されている。
寝台客車は移動手段から乗ること自体を楽しむ観光資源としての需要に特化していくのかもしれない。

 ※画像は2009年9月18日、大阪駅で撮影した参考画像である。
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千葉「bellini dining」

2014-05-19 | 飲食店
5月16日金曜日、仕事が終わってから千葉に出て、
以前いた支店の同僚達と待ち合わせて「bellini dining」で飲む。
ここは同僚が予約しておいてくれた店で、初訪問である。
場所は千葉駅の近くで、京成千葉駅からそごうジュンヌ館を抜けたところ。
前菜として生ハムとクリームチーズをオーダー。



そしてサラダは生ハムと温泉玉子のシーザーサラダ。



シーザーサラダは大好き。
イタリアンでは取り敢えずシーザーサラダとトマトソースのパスタがあればそれで満足。
ただ、料理が来て初めて気付いたのだけれど、まさかの“生ハム”被り。
まあ、美味しいからいいけどね・・・。
そしてパスタはモッツァレラとバジリコのトマトソース。



希望通り、トマトソースのパスタをオーダーした。
お酒も充実していて、ビール、ワイン、ウイスキー、日本酒、焼酎、カクテルと、
いろいろな種類を取りそろえている。
このあと2次会は系列店の「dining&bar Lantern」に移動して、
さらにピザやオムレツなどを喰う。
おかげで帰りは終電の2本前になってしまった。
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ホームページ更新

2014-05-18 | 更新情報
「Station-駅から始まる物語」を第598回更新しました。

946.水間鉄道貝塚駅を公開いたしました。

http://ringono.nengu.jp/


「駅名表示板コレクション」を第171回更新しました。

駅名表示板コレクションに紀州鉄道線学門駅を公開いたしました。

http://ringono.kt.fc2.com/


「REI RINGONO Railway Encyclopedia」を第155回更新しました。

「廃車&保留車 気動車」にキシ80形27を公開いたしました。

http://encyclopedia.shikisokuzekuu.net/


「気動車」を第217回更新しました。

国鉄一般形にキハ40 2078の画像を添付いたしました。

http://dieselcar.bokunenjin.com/


「電車」を第256回更新しました。

「交直流」の特急形の「JR東日本651系電車」を加筆修正いたしました。
「直流」の特急形に「373系『伊那路』」の画像を添付しました。
大手私鉄の名古屋鉄道に「6000系名古屋本線」の画像を添付しました。

http://train.bokunenjin.com/
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ホームページ更新

2014-05-17 | 更新情報
「Station-駅から始まる物語」を第597回更新しました。

945.水間鉄道水間駅を公開いたしました。

http://ringono.nengu.jp/


「駅名表示板コレクション」を第170回更新しました。

駅名表示板コレクションに紀勢本線箕島駅を公開いたしました。

http://ringono.kt.fc2.com/


「REI RINGONO Railway Encyclopedia」を第154回更新しました。

「廃車&保留車 気動車」にキハ82形150を公開いたしました。

http://encyclopedia.shikisokuzekuu.net/


「気動車」を第217回更新しました。

国鉄一般形にキハ47 1064の画像を添付いたしました。

http://dieselcar.bokunenjin.com/


「電車」を第255回更新しました。

「直流」の特急形の「JR西日本287系電車」を加筆修正いたしました。
「直流」の特急形に「373系『東海』」の画像を添付しました。
大手私鉄の名古屋鉄道に「5700系名古屋本線」の画像を添付しました。

http://train.bokunenjin.com/
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上野「レストラン サム」

2014-05-15 | 飲食店
5月3日土曜日の京成電鉄の下町日和きっぷの旅は、
最後に日暮里から上野まで歩き、上野から帰ることになっていたが、
その前に上野で夕食を喰おうと思った。
秋葉原のヨドバシカメラに用事があったために、
別料金になるがJR京浜東北線で秋葉原まで行き、
そこで夕食も喰うつもりだったが、
京成線で帰宅することは決まっていたため、
上野から帰るのなら夕食も上野で喰うことにして、
JR京浜東北線で上野まで行き、「レストランサム」に行った。
ここは2012年に2度行ったことのある店で、
上野で食事をする機会があるのならまた行きたいと思っていたのだ。
しかし急に思いついての訪問だったので、
場所を確認しておらず少し迷ってしまった。

ちょうど店員が帰るところで、店主一人が残っていた。
オーダーはハンバーグとオムライス1,300円をオーダーする。
先にコーンポタージュスープが出てくる。



スープを飲みながら料理が出来るのを待っていると、
次々と2組の客がやってきた。
詳しいことは分からないが、昨日テレビに出ていたらしい。
それで日中はかなり忙しかったと云っていた。
そしてハンバーグとオムライスが出てくる。



この店のオムライスは今流行りの“ふわとろ”ではなく、
キチッとした玉子にくるまれた昔ながらのオムライスである。
ナポリタンに関しては“昔ながら・・・”が見直されているが、
ここのオムライスのようにしっかりとした玉子のオムライスは、
今は逆になかなかお目にかかれなくなっている。
美味しいオムライスとは、
行き着くところはやはり“昔ながら・・・”に回帰するのではないかと思う。
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町屋「ハンバーグレストラン まつもと」

2014-05-12 | 飲食店
5月3日土曜日に京成電鉄の下町日和きっぷを使い、
押上線全駅や新三河島などで駅取材したが、
町屋では接続する都電荒川線で車両取材した。
その前に町屋で昼食を喰うことにして、
選んだのが「ハンバーグレストランまつもと」である。
都電町荒川線屋駅前電停から尾竹橋通りを渡ったビルの地下にあり、
地上にも看板が出ている。



訪問時は祭日だったためにランチメニューはなく、通常メニューだけだった。
ハンバーグ単品はオール830円、税込897円で、
ソースは7種類から選ぶようになっている。

 デミグラスソースハンバーグ
 特製ブラックデミグラスハンバーグ
 チーズソースハンバーグ
 トマトソースハンバーグ
 イタリアンハンバーグ
 ホワイトソースハンバーグ
 和風ソースハンバーグ

ライス+本日のスープ+お新香のライスセットは388円。
ライス+ソフトドリンクのドリンクセットは504円。
ライス+本日のスープ+お新香+ミニサラダのサラダセットは546円。
ライス+ポタージュorコンソメ+ミニサラダのスープセットは819円である。

オーダーはデミグラスハンバーグ897円とドリンクセット519円をチョイス、
ドリンクはアイスコーヒーにした。
時間が早かったのか、一番最初の客となったが、料理を待っている間にどんどん客が入ってきた。
先にアイスコーヒーが出てきて、暫くしてハンバーグが出てくる。



ハンバーグは小降りだが、厚みはある。
店員から「真ん中から切らずに端から切ってください。」と云われた。
肉汁が飛び出すことがあるということなのだろう。
じっくりと煮込んだデミグラスはハンバーグと絡んで美味い。
付け合わせはフライドポテト、人参、コーン。
どれもデミグラスソースと良くあう。
町屋に来る機会があったらまた寄りたい。
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東京散歩日和~上野~・後編/2つの駅編

2014-05-12 | 鉄道・旅行
京成本線は日暮里を出たあと、
大きくカーブを描きながらJR常磐線、山手線、京浜東北線と10本の線路を越え、
そのまま上野桜木付近から地下線に入っていく。



地下線の抗口には「東臺門」という扁額が掲げられている。
そしてトンネルを入ると直ぐに寛永寺坂という駅が設置されていた。
日暮里からは700mの距離であり、鉄道駅としては近い気がするが、
京成電鉄は終戦直前まで軌道法による軌道扱い、つまり路面電車の分類だった。
寛永寺坂駅は昭和に入った1933年に日暮里から上野公園が開業した時、
地下線の抗口を入って直ぐの場所に同時に設置された。
戦時中は一時休止したが1946年11月1日に営業を再開した。
しかしそれから1年と経たずに再び休止、1953年2月23日に正式に廃止された。
駅は廃止されたが駅舎の所有は現在でも京成電鉄であり、
今は“台東倉庫”という会社に貸し出されているものの、駅舎そのものは当時のまま残っている。



休日でシャッターが閉まっているのに多くのクルマが止まっている。
ここは近くの洋菓子店「depuis 2000 PATISSIER INAMURA SHOZO」の駐車場としても利用されているようだ。
また道との境に石柱があり、「国威宣揚」や「紀元二千六百年記念」、
そして「昭和十六年十二月八日 東櫻木町有志建之」などと書かれている。



これは国旗掲揚台の跡のようであるが、
本当に真珠湾攻撃があった日にこれがつくられたのか、
東桜木町の有志が真珠湾攻撃を知って初めてつくろうと思った日なのかは分からない。
駅名の由来となった寛永寺は言問通りを跨いで反対側にある。
寛永寺は天台宗の関東総本山で東叡山寛永寺円頓院が正式名称の寺院であり、
徳川将軍家の菩提寺になっていて徳川将軍15人のうち6人が眠る。
第3代将軍徳川家光が開基となっており、現在の上野公園ももともと寛永寺の敷地だった。
しかし1868年の上野戦争で主要伽藍が焼失、1875年に川越の喜多院の本地堂を移築して本堂とした。



本来の根本中堂は現在の博物館南側の大噴水広場にあったとされ、
住職の住む本坊は東京国立博物館の敷地となっている。
言問通りから寛永寺側にT字路を入り、東京国立博物館に向かって歩く。
この地下に京成線が走っていて、東京国立博物館の隅には、京成電鉄博物館動物園駅があった。



日暮里から上野までの地下線が完成した1933年に同時に開業した。
戦時中は一時休止されていたがその後再開、
しかし1997年4月1日に休止、2004年4月1日付けで正式に廃止された。
ホーム長が4両編成分しかなく、6両編成の車両が増えた京成電鉄では使用できる車両に制限があり、
また京成上野駅と900mの距離しかなく、利用客の減少したことが休止、廃止の理由だという。
しかし駅舎は廻りの建物に合わせるように西洋様式の建築物で、現在もそのまま保存されている。
都道452号線を超えて京成電鉄地下線の上の道を更に行く。
東京都美術館の前を抜け、上野動物園と進む。



高校では美術部に所属していたため、東京都美術館は高校時代に何度も訪れている。
上野動物園も幼稚園の頃から遠足できている場所だ。
そのまま進むと上野東照宮の入口に至る。
上野東照宮は藤堂高虎の屋敷の敷地内に創建された徳川家康、吉宗、慶喜を祭る神社で、
家光が改築した社殿は1651年に造られた。



境内の掲げられていた「東照宮略記」には以下のように書かれている。

  祭神/徳川家康、徳川吉宗、徳川慶喜

 縁起/元和二年二月見舞いのために駿府城にいた藤堂高虎と天海僧上は危篤の
 家康公の病床に招かれ三人一処に末永く魂鎮まるところを造って欲しいと遺言された
 そこで高虎は家敷地であるこの上野の山に寛永四年(一六二七年)に本宮を造営した
 その後将軍家光はこの建物に満足できず慶安四年現在の社殿を造営替えし、江戸の象徴とした。

参道の脇ではちょうどぼたん祭りが開かれていた。
更に行くと上野大仏がある高台が見えた。



これは顔だけの大仏で、もともとは身体もあったが関東大震災で首が落ち、
その後身体は解体され第二次世界大戦の時に供出された。
大仏の脇に掲げられていた「上野大仏略記」には以下のように書かれている。

 寛永八年(一六三一年)越後の国村上城主堀丹後守直寄公旧自邸内のこの高台に、
 戦乱に倒れた敵味方将兵の冥福を祈るために土で釈迦如来像を造立した。

 青銅大仏
  明暦・万治の頃(一六五五~六〇年)木食僧浄雲師により銅佛に改められた。
 仏殿
  元禄十一年(一六九八年)露座の大仏に仏殿が建立された。
 改鋳
  天保十二年(一八四一年)火災に遭い、天保十四年、末孫堀丹波守直央公が大仏を新鋳しまた仏殿を再建した。
  大正十二年関東大震災によって佛頭がおち、寛永寺にて保管、
  その後佛体は解体され第二次世界大戦時に献納された。
  昭和四七年春彼岸、尊顔を再び旧地に迎えて祀り再建を計る一助とする。

                                 昭和四十七年春彼岸

上野精養軒も見渡せる高台を降り、そのまま京成地下線に沿って進むと直ぐに京成上野駅である。
しかしここまで来たのだからと、不忍池まで足を伸ばす。



不忍池弁財天のある中島まで行って見る。
途中の参道には出店が多く出ていて賑わっていた。



弁天堂を見て再び上野公園に戻り、そのまま京成上野駅の入口に辿り着く。
結局西郷隆盛像は拝まずに京成上野駅に辿り着いてしまった。



開業当時から地下駅として誕生した京成上野駅は京成スカイライナーの乗車駅として、
新型スカイライナーに合わせて看板が掛け替えられていた。
ここでこの散歩の旅は終わりである。
日暮里駅の京成口を出たのが0:53p.m.、京成上野駅辿り着いたのが2:49p.m.だった。
途中の谷中霊園での寄り道も含めて1時間56分の散歩旅であった。

取材日:2014年5月3日
区間:京成日暮里駅-旧・寛永寺坂駅-旧・博物館動物園駅-京成上野駅
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ホームページ更新

2014-05-11 | 更新情報
「Station-駅から始まる物語」を第596回更新しました。

944.南海電鉄羽衣駅を公開いたしました。

http://ringono.nengu.jp/


「駅名表示板コレクション」を第169回更新しました。

駅名表示板コレクションに和歌山電鐵貴志川線山東駅を公開いたしました。

http://ringono.kt.fc2.com/


「REI RINGONO Railway Encyclopedia」を第153回更新しました。

「廃車&保留車 気動車」にキハ82形100を公開いたしました。

http://encyclopedia.shikisokuzekuu.net/


「気動車」を第216回更新しました。

私鉄の「関東鉄道」にキハ532形532の画像を添付いたしました。

http://dieselcar.bokunenjin.com/


「電車」を第254回更新しました。

「交直流」の近郊形に「JR東日本E531系電車」を加筆いたしました。
「直流」の特急形に「373系『ふじかわ』」の画像を添付しました。
大手私鉄の名古屋鉄道に「5500系名古屋本線」の画像を添付しました。

http://train.bokunenjin.com/
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東京散歩日和~上野~・前編/谷中霊園編

2014-05-09 | 鉄道・旅行
京成電鉄本線の日暮里から上野はその大部分が地下線である。
開通は1933年12月10日で、当時は押上線の方が本線で、
青砥から上野までは上野線と呼ばれ支線扱いだった。
上野が起点となったのは戦時中の1944年で、
終戦前の1945年2月20日に軌道法から地方鉄道法による鉄道に変更された。
つまりそれまでは路面電車と同じ扱いだったのだ。
京成本線は日暮里を出ると40パーセクの急勾配を上ってJR線を越え、
大きなカーブを描いてそのまま地下線に至る。
京成上野駅は開業当時は“上野公園”という駅名だった。
上野公園は正確には“上野恩賜公園”といい、御料地を公園にしたものだった。
そのため地上には駅を造ることができず、地下化された。
地下線には寛永寺坂駅、博物館動物園駅の2つの駅があったが、現在は廃止されている。
それでも2つとも駅舎は残っている。
そこで日暮里から上野まで出来るだけ京成地下線の真上を歩きながら、
この2つの廃止駅を取材したい。

下町日和きっぷで押上線や新三河島などの未取材駅を取材し、
町屋で都電の車両取材をしたあとに日暮里まで出る。
日暮里は京成電鉄とJRが駅舎を共有し、ホーム番号も連番となっている。
日暮里・舎人ライナーの開業で東京都、JR東日本、京成の駅舎が連結され、
ひとつの駅舎を共有する形になったため、
京成電鉄単独の出入り口は駅の脇の小さな入り口のみである。



駅看板は京成電鉄のもので、駅番号の“KS02”も京成電鉄のものだが、
その下に小さく、JR東日本、日暮里・舎人ライナーと書かれている。
日暮里駅北口改札がをを出て道を渡ったところは、
JR山手線、京浜東北線、東北・上越新幹線、東北本線・高崎線、常磐線と線路が並び、
高架線ながら京成本線の列車も見ることが出来る列車ビュースポットとして有名である。



ここで暫く行き交う列車を眺めながら、いよいよ京成上野駅を目指す。
西口側から谷中霊園を突っ切って南側に出ようと思った。



ここからだと逆に日暮里駅全景を見渡すことも出来て、
さらに遠くには東京スカイツリーも見える。



午前中はあそこの麓まで行ってきたのだと思いながら谷中霊園を進んでいく。
谷中霊園を進みながら思ったのだけれど、散策している人たちの中には外国人も多い。
この付近は“谷根千”と呼ばれる谷中、根津、千駄木の風情ある下町一帯の一部で、
日本情緒を求める外国人たちが観光に来るのだろう。
彼等は民家の軒下に置かれた金魚鉢に歓喜の声を上げて、写真を撮っていた。
途中、五重塔跡で猫を見つけ、跡を追っていくと徳川慶喜の墓地に行き着いた。



谷中霊園の一部は寛永寺の墓地も含まれているようだ。
墓地は柵に囲まれて直接触れることは出来ないようになっており、
柵の門には徳川家の家紋である“葵の御紋”が輝いていた。
そして東京都教育委員会が設置した説明書きには以下のように書かれていた。

 東京都指定史跡
      徳川慶喜墓

  徳川慶喜(一八三七~一九一三)は、水戸藩主徳川斉昭の第七子で、
 はじめは一橋徳川家を継いで、 後見職として将軍家茂を補佐しました。
 慶応二年(一八六六)、第一五代将軍職を継ぎましたが、
 翌年、大政を奉還し慶応四年(一八六八)正月に
 鳥羽伏見の戦いを起こして敗れ、江戸城を明け渡しました。
 復活することはなく、慶喜は江戸幕府のみならず、
 武家政権最後の征夷大将軍となりました。
  駿府に隠棲し、余生を過ごしますが、
 明治三十一年(一八九六)には大政奉還以来三〇年ぶりに明治天皇に謁見しています。
 明治三五年(一九〇二)には公爵を受爵。
 徳川宗家とは別に「徳川慶喜家」の創設を許され、貴族院議員にも就任しています。
 大正二年(一九一三)一一月二二日に七七歳で没しました。
  お墓は、間口三.六m、奥行き四.九mの切石土留を囲らした土壇の中央奥に
 径一.七m、高さ〇.七二mの玉石畳の基壇を築き、その上は葺石円墳状を成しています。

  平成二二年三月 建設
                   東京都教育委員会

道沿いに歩いて行ったために線路からは外れていってしまった。
そこで上野桜木交差点から言問通りを寛永寺方面に行く。
元寛永寺坂駅の台東倉庫という建物を見つけた。
たぶんこの近くに高架から一気に地下に入るトンネルの入口がある筈。
並木道に行列が出来ていたので行ってみると、
「depuis 2000 PATISSIER INAMURA SHOZO」という店だった。



“パティシエ イナムラショウゾウ”というからには洋菓子店なのだろうが、
入口にはドアボーイまで配されている。
きっとこの界隈では有名な店なのだろう。
そう思って反対側を見るとそこには小道があり、その先に線路がある。
行ってみると、そこは京成本線の線路で、反対側には地下への抗口が見えた。
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下町日和きっぷの旅

2014-05-07 | 鉄道・旅行
5月3日土曜日に京成電鉄の“下町日和きっぷ”の旅に出た。
この切符は京成線都内エリアが一日乗り降り自由になる切符で、
千葉県内の駅からもフリー区間までの1往復分が込みで発売される。
そのため出発駅によって価格が変わり、
幕張本郷から検見川までは1,050円となる。
今回はこの切符を使って京成電鉄で未取材の駅取材を行う。
京成電鉄で未取材なのは押上線全駅と新三河島駅である。
そのためまず青砥まで行き、そこから押上線に乗り換えて各駅を取材、
青砥まで戻って町屋に出て都電の車両取材を行ってから新三河島で駅取材、
日暮里に出て徒歩で上野に移動して廃駅取材をしようと思っている。

京成幕張駅に行って下町日和きっぷ1,050円をSuicaで購入した。



07:37の京成津田沼止まりに乗り、ここで西馬込行きの快速に乗り換える。
予定では青砥で下車して朝食を喰ってから京成押上線を取材するつもりだったが、
青砥では下車せずに押上まで行き、東京ソラマチで朝食を取ることにした。
快速なので青砥の次は押上まで停まらない。
押上線は戻りながら取材することにした。
しかし押上に到着したのは08:17で、まだほとんどの店が開いていなかった。
予定にはなかったが、東京スカイツリーの反対側に出て、
東武鉄道の東京スカイツリー駅を取材することにした。
ここは以前は“業平橋”の駅名だったが、東京スカイツリー開業に合わせて改名された。
東京スカイツリーは展望台もまだない建築中に真下まで来て取材したが、
こんなに近くまで来たのはそれ以来である。



東京スカイツリーの高さを実感してから京成押上線の駅取材に入る。
京成曳舟駅は現在連続立体交差の工事中のため、駅自体も工事中だった。
そこで駅取材は断念して八広から駅取材に入る。
押上から八広まで乗ったのが、京浜急行1000形1057編成で、
5月1日から黄色に塗色変更された「KEIKYU YELLOW HAPPY TRAIN」だった。



黄色塗装の電動貨車が見掛けると幸せになる電車として人気なことから、
乗車できる「しあわせの黄色い電車」として1編成を塗色変更したとのこと。
さらに四ツ木、立石と取材して、立石駅の「越後そば」でかき揚げ天うどん390円喰う。
9:30a.m.を過ぎてやっと初めて朝食を喰うことができた。
青砥まで戻ってここで少し車両取材する。
千葉ニュータウン鉄道9200形を狙ったが、取材できなかった。
新京成N700形、北総鉄道7500形と同じ京成電鉄3000形と基本設計が同じで、
21世紀の京成グループの標準車両である。
このあと改札を出て、青戸の街を散策する。
実は青戸は大学を出て入った会社で初めての赴任地であり、
それから10年以上通った想い出の地でもある。
当時の通勤ルート通りに歩いて会社のあった場所まで行ってみた。
今は別の会社が入っていたが、建物そのものはまだ残っていた。
青砥駅まで戻り、先に新三河島を取材してから町屋に戻る。
昼は都電町屋駅前電停から尾竹橋通りを渡ったビルの地下にある、
「ハンバーグレストランまつもと」でハンバーグステーキ897円、ドリンクセット519円など喰う。
昼食後に町屋駅前電停で車両取材する。



町屋から日暮里まで行き、上野まで京成本線の地下線に沿って歩く。
沿線には廃止となった寛永寺坂駅と博物館動物園駅があり、
寛永寺坂駅は別の会社に貸し出されているものの建物は残っており、
博物館動物園駅は駅舎自体が保存されている。
上野からJR京浜東北線で秋葉原に出てヨドバシカメラ・マルチメディアAKIBAに行き、
再びJR京浜東北線で上野に戻って「レストランサム」で夕食喰う。
京成上野駅から18:57の千葉中央行きで帰る。
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IEの脆弱性と修正プログラム

2014-05-06 | パソコン
マイクロソフト社製のインターネットブラウザ“インターネットエクスプローラ”について、
4月26日に脆弱性「CVE-2014-1776」が存在することが発表され、
それはテレビのニュースでも取り上げられた。
5月2日には修正プログラム「MS14-021」が配布され、
ウイルスバスターで会員登録しているトレンドマイクロ社からも導入を呼びかけるメールが届いていた。
慌ててマイクロソフト社のページから修正プログラムをダウンロードしようと思ったが、
既に自動更新されていた。
更新プログラムを自動更新するように設定されていたようだ。

今回は既にサポートが終了したWindowsXPに関しても、
特別に修正プログラムが配布されたようだ。
今回の騒ぎに関して、一部ではインターネットエクスプローラは危険だから、
他のブラウザに乗り換えるべきという話も多く聞く。
確かにウインドウズと一体になって便利なのだが、脆弱性に関しては問題があるのかもしれない。
しかしそれでも日本では一人勝ちしているIEに対して、
ライバル会社の陰謀や暗躍を何気に疑ってしまう。
脆弱性そのものを流布したわけではないだろうが、これを必要以上に騒ぎ立て、
マスコミを煽ったのではないかと猜疑心が残ってしまう。
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ホームページ更新

2014-05-06 | 更新情報
「Station-駅から始まる物語」を第595回更新しました。

943.JR阪和線東羽衣駅を公開いたしました。

http://ringono.nengu.jp/


「駅名表示板コレクション」を第168回更新しました。

駅名表示板コレクションに和歌山電鐵貴志川線大池遊園駅を公開いたしました。

http://ringono.kt.fc2.com/


「ライトレールの時代」を第108回更新しました。

鹿児島市電を更新いたしました。

http://lightrail.nekonikoban.org/


「REI RINGONO Railway Encyclopedia」を第152回更新しました。

「廃車&保留車 貨物車」のホッパ車にヨ8000形ヨ8841を公開いたしました。

http://encyclopedia.shikisokuzekuu.net/


「気動車」を第215回更新しました。

私鉄の「関東鉄道」にキハ2000形2001の画像を添付いたしました。

http://dieselcar.bokunenjin.com/


「電車」を第253回更新しました。

「交直流」の近郊形に「JR西日本521系電車」を加筆いたしました。
「直流」の特急形に「371系『あさぎり』」の画像を添付しました。
大手私鉄の名古屋鉄道に「3700系『ECB Car』」の画像を添付しました。

http://train.bokunenjin.com/
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2014-05-05 | 更新情報
「Station-駅から始まる物語」を第594回更新しました。

942.東急電鉄田園調布駅を公開いたしました。

http://ringono.nengu.jp/


「駅名表示板コレクション」を第167回更新しました。

駅名表示板コレクションに阪和線日根野駅を公開いたしました。

http://ringono.kt.fc2.com/


「REI RINGONO Railway Encyclopedia」を第151回更新しました。

「廃車&保留車 貨物車」のホッパ車にホキ700形ホキ746を公開いたしました。

http://encyclopedia.shikisokuzekuu.net/


「気動車」を第214回更新しました。

私鉄の「関東鉄道」にキハ2000形2002の画像を添付いたしました。

http://dieselcar.bokunenjin.com/


「電車」を第252回更新しました。

「直流」の特急形に「JR四国8000系電車」を加筆いたしました。
「直流」の特急形に「E351系『スーパーあずさ』」の画像を添付しました。
大手私鉄の名古屋鉄道に「3500系『ECB Car』」の画像を添付しました。

http://train.bokunenjin.com/
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2014-05-04 | 更新情報
「Station-駅から始まる物語」を第593回更新しました。

941.東急電鉄不動前駅を公開いたしました。

http://ringono.nengu.jp/


「駅名表示板コレクション」を第166回更新しました。

駅名表示板コレクションに伊豆箱根鉄道大雄山線大雄山駅を公開いたしました。

http://ringono.kt.fc2.com/


「ライトレールの時代」を第107回更新しました。

熊本市電を更新いたしました。

http://lightrail.nekonikoban.org/


「REI RINGONO Railway Encyclopedia」を第150回更新しました。

「廃車&保留車 貨物車」のホッパ車にホキ2200形ホキ2341を公開いたしました。

http://encyclopedia.shikisokuzekuu.net/


「気動車」を第213回更新しました。

国鉄一般形にキハ147 59の画像を添付いたしました。

http://dieselcar.bokunenjin.com/


「電車」を第250回更新しました。

「直流」の特急形に「JR東海373系電車」を加筆いたしました。
「直流」の特急形に「285系『サンライズ出雲』」の画像を添付しました。
大手私鉄の名古屋鉄道に「1200系『パノラマSuper』」の画像を添付しました。

http://train.bokunenjin.com/
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