15.予定変更の餘部取材中止と快速「天空の城竹田城跡号」
この旅の最終日の8月20日日曜日は餘部、城崎温泉、園部を駅取材し、
18:38京都発の新幹線で東京まで戻ることにしていた。
そのため07:42豊岡始発で餘部まで行き、
1時間4分で折り返して10:19に城崎温泉に到着、
1時間16分の滞在時間で11:40城崎温泉始発に乗って福知山まで行く。
しかし餘部橋梁を下まで降りるのは体力的に厳しいと思い、
さらに朝食後に少し横になりたかったため、
チェックアウトを1時間ずらし、08:44豊岡始発に乗って城崎温泉に行くことにした。
豊岡駅の改札で青春18きっぷの5回(人)のところに、
「(西)豊岡駅 8.20 入鋏済」に検印を押して貰う。
城崎温泉は志賀直哉の「城崎にて」で有名な場所で、
記憶が鮮明ではないので断言は出来ないが、
国語の教科書に一部が載っていたように思うが内容は全く覚えていない。
今はそれより泣いちゃった元・兵庫県議が、
2日に一度の割合で訪問していた(と主張していた)場所として有名になった。
作用と城崎温泉は兵庫県の西の端と東の端で、
云い換えればこの2カ所に行くのが一番交通費が掛かるのである。
早朝にスマホで調べた時には城崎温泉に1時間13分滞在し、
豊岡での乗り換え時間は38分と設定していたが、
城崎温泉の駅の列車表示に“09:27 快速天空の城竹田城跡号”を見つけた。
この駅に到着したのは08:56だったので、31分の折り返しで豊岡に帰れる。
豊岡の方が車両取材しやすいので駅員に青春18きっぷでも乗れることを確認し、
駅取材や周辺の散策をしてから早めにホームに入り、列車の到着を待つ。
この列車はキハ40形1両編成のラッピング車両で、
車内は片側のボックスシートを外向きの座席にアコモ改造されていた。
ボックスシートの方も転換クロスシートに改造されていて、乗り心地は改良されている。
快速なので途中の玄武洞には停車せず、09:38に豊岡に到着した。
ここで11分停車して和田山から播但線に入って寺前まで行く。
豊岡での乗り換え時間は早めに到着したこともあって1時間24分もある。
その間に駅側線に留置中の気動車などを取材する。
キハ41形も留置されていたが、うまく撮影できなかった。
十分に車両取材して、11:02始発の山陰本線に乗り込む。
ここまではずっと気動車での移動だったが、ここで漸く電化路線になる。
223系5500番台に乗り込み、1時間23分で福知山に到着する。