林檎乃「とほほ・・・。」ブログ

林檎乃麗の「とほほ・・・。」な日常を綴っています。 

交通系ICカード10種が相互利用可能へ

2010-12-20 | 経済
JR東日本が発行するICカード乗車券“Suica”やパスネット協議会が発行する“PASMO”など、
首都圏で発行されているカードは相互利用が可能で、
また“Suica”は同じJRグループが発行するJR西日本の“SUGOCA”やJR東海の“TOICA”、
JR北海道の“Kitaca”などとは相互利用が出来るようになっている。
ただ、関西の私鉄グループが作っている“PiTaPa”などは利用できない。
これらの日本各地のJRや私鉄グループの各社が発行しているICカード乗車券が、
2013年春を目処に相互利用できるように年内にも検討会を発足するようだ。
これらのカードが全て相互利用可能になると、四国エリアを除く全国全てで自前のICカード乗車券を使うことが出来る。
“Suica”などのICカード乗車券は単に乗車券として利用するだけではなく、
電子マネーとしてコンビニや自販機、それに駅ビルに入っている一部の飲食店などでも利用できる。
地元でもICカード乗車券は一枚あるだけで非常に便利である。
それが旅行先でも同じように使えるとなれば、更に利便性も高まる。
またバスなどでも利用できるため、鉄道以外の移動も便利になる。
早く相互利用が可能になることを願っている。

 参加カード

○Kitaca/JR北海道
○Suica/JR東日本
○ICOCA/JR西日本
○TOICA/JR東海
○SUGOCA/JR九州

○PASMO/関東私鉄
○PiTaPa/関西私鉄
○manaka/名古屋地区私鉄
○nimoca/西日本鉄道

○はやかけん/福岡市交通局

1枚あればOK…IC乗車券10種、相互利用へ(読売新聞) - goo ニュース
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キリンとサントリーの経営統合決裂

2010-02-09 | 経済
キリンビールとサントリーの経営統合が暗礁に乗り上げ、
決裂したことが明らかになった。
事情についてはいろいろと報道されているが、
企業風土の違いや創業家の影響が強すぎるサントリーが、
統合後のイニシアチブを取ろうとしたことなど、
いろいろな原因が重なっての結果の様である。
もともと企業風土が違うことは経営統合の話が出た時に分かっていた筈である。
それでも混迷のこの時代を乗り切るためには、
合併によるスケールメリットを取った筈だ。
なのに合併交渉が決裂したのは、
やはりサントリーの創業家の影響が強いのではないかと推測される。

キリン・サントリー、泡と消えた「大統合」(読売新聞) - goo ニュース
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キリンとサントリーの経営統合

2009-07-14 | 経済
びっくらこいた!・・・というのが正直な感想である。
昨日、鉄道博物館に行くために乗っていた電車で、
隣のサラリーマンが読んでいた日経新聞のトップ記事に、
キリンとサントリーが経営統合を検討していると書かれてあり、目を疑った。
ヒール業界に関しては、サッポロビールにスティールパートナーズがTOBをかけるという話が出た時、
アサヒビールと合併して対抗するという話が噂として飛び交ったが、
それならまだ分からないでもない。
サッポロビールとアサヒビールはもともとひとつの会社で、
戦後のGHQからの勧告などもあって、過度経済集中排除法によって分割されたのだ。
しかしキリンとサントリーは全くの想定外だった。
キリンはアメリカ人のコープランドが技術を伝承して作られたジャパンブルワリーに始まる。
経営的に今は三菱グループであるが、純然たるビール会社としてスタートしている。
一方サントリーは鳥井信治郎氏の子孫が経営の中心にいる同族会社で、上場すらしていない。
ウヰスキーではトップブランドであるが、ビールに関してまだまだブランド力に不安がある。
キリンは製造技術で勝負しているが、サントリーはどちらかと云えば広告宣伝力で勝負しているみたいな部分もある。
確かに「ペンギンズバー」の松田聖子の「Sweet Memories」をBGMにアニメのペンギンが涙を流すCMや、
今で云えば小雪が小洒落たバーで角瓶のソーダ割りを美味しそうに飲むCMなど、
イメージ戦略が功を奏して売上げに貢献しているという部分が大きいように思う。
企業風土の違うこの二つの会社が一緒になって上手くいくのかどうか、心配なところもある。
この経営統合が、阪神と阪急のように持ち株会社の合併だけに留まるのか、
それともブランドも一緒にして一つにしてしまうのか、大いに気になるところである。
いずれにしろ、これが上手くいけば酒造メーカーとしてトップブランドになることは間違いない。
今後の動向に大いに注目していきたい。

キリンとサントリーが経営統合含め検討、ビール・飲料でトップ企業に(トムソンロイター) - goo ニュース
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2009年上半期のビール類のシェアと現状

2009-07-10 | 経済
2009年上半期のビール類のシェアが発表になった。
ビール、発泡酒、第3のビールと呼ばれる「その他の醸造酒(発泡性)①」、「リキュール(発泡性)①」を含めた、
ビール類全体のシェア率は、麒麟麦酒が37.4%と3年ぶりに首位に返り咲いた。
2位はアサヒビールで36.8%、3位は12.7%、4位がサッポロビールで12.0%となっている。
また各種の割合はビールが49.1%となり、ついに全体の半分を割り込んでしまった。

やはり第3のビールが好調なところが全体のシェアを伸ばしているといえる。

麒麟麦酒の主力製品は、ビールが「一番搾り」であり、
発泡酒は「淡麗」のブランド名で、健康系の「淡麗ダブル」などがある。
「その他の醸造酒(発泡性)①」は「のどごし生」、
「リキュール(発泡性)①」は「スパークリングホップ」、「ストロングセブン」がある。
「一番搾り」はドライ戦争に敗れたキリンが起死回生をかけて1990年に登場させたブランドだ。
その後、「ラガー」とともにキリンの代表的なブランドへと成長した。
「淡麗」や「のどごし生」も好調なところが、麒麟麦酒のシェア率アップに貢献した。

アサヒビールの主力商品はビールが「スーパードライ」で、
発泡酒が「本生」であり、健康系の「本生・アクアブルー」などがある。
第3のビールでは「その他の醸造酒(発泡性)①」で「ぐびなま。」があるが、
基本的には「リキュール(発泡性)①」が中心で、
「極旨」、「あじわい」、「クリアアサヒ」、「オフ」と立て続けに出している。
アサヒはやはり「スーパードライ」が絶好調なところがシェア率に貢献している。
ドライ戦争に勝ち抜いて未だに会社の売り上げを牽引している。

サントリーは戦後になってビール業界に乗り込んできた会社で、
参入当時はまだ技術的にも未熟で、水の不味さがビールの味に出ていると感じていたが、
それでもサントリー特有の宣伝戦略で地道に売り上げを伸ばしていた。
サントリーのビールの主力製品は「モルツ」であり、
発泡酒は「マグナムドライ」のブランド、
「その他の醸造酒(発泡性)①」は「ジョッキ生」、
「リキュール(発泡性)①」は「金麦」となっている。
特筆すべきは最初に発売された発泡酒がサントリーの「ホップス」であるということ。
アルコール類の中でも税率の高いビールに対して、
それを打破しようと研究して造られたもので、
今の第3のビールの誕生の礎となった商品と云っていい。

サッポロビールの主力商品はビールが「黒ラベル」と「ヱビス」、
発泡酒は「北海道生搾り」、
「その他の醸造酒(発泡性)①」は「ドラフトワン」、
「リキュール(発泡性)①」は「麦とホップ」である。
サッポロにビールの主力製品が二つあるのはその歴史に由来する。
サッポロビールは札幌にあった官営ビール醸造所の大倉組への払い下げに始まり、
ブランド名をそのまま社名として札幌麦酒となったのである。
1906年に大阪麦酒と日本麦酒醸造と合併して大日本麦酒となった。
大阪麦酒のブランドが「アサヒビール」、
日本麦酒醸造のブランド名が「ヱビス」だった。
戦後、過度経済集中排除法によって朝日麦酒と日本麦酒に分社され、
日本麦酒が「サッポロビール」と「ヱビス」のブランドを引き継いだ。
1964年に再びブランド名を社名にしたのである。

参考:REI RINGONO Presents Beers
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ビール類2009年1-3月期のシェア

2009-04-21 | 経済
ビール酒造組合が発表したビール類の販売シェアで、
麒麟麦酒がアサヒビールを抑えて首位になった。
3位がサントリーで、サッポロビールが4位となっている。
全体的に販売量が減少している中で、
第三のビールといわれている新しいジャンルの販売好調が麒麟の首位返り咲きを支えたようだ。
第三のビールには、「その他の醸造酒(発泡性)①」と「リキュール(発泡性)①」の2種類がある。
「その他の醸造酒(発泡性)①」は本来ビールの原料である麦芽を使わず、
ホップと他の原料でビールに近い味覚を再現しているもので、
「リキュール(発泡性)①」は発泡酒とスピリッツのカクテルで、
味覚がビールに近くなるように工夫している。
いずれも酒税法との戦いの中で出てきた商品である。
日本のビールの税率は一般的な小売価格に対して約45%にも及び、
この税率に対して麦芽の使用率を下げて酒税を下げようとして登場したのが発泡酒である。
しかしこの発泡酒に対しても税率を上げてビールとの差別化が少なくなる中で、
ビールメーカーが試行錯誤してたどり着いたのが第三のビールと呼ばれる、
「その他の醸造酒(発泡性)①」と「リキュール(発泡性)①」である。
今回の調べでもビール、発泡酒が売り上げを落とす中で、
第三のビールの販売が好調なところが、シェアを上げているようである。

1―3月のビール系飲料出荷量は‐3.6%、キリンが2年ぶり首位(トムソンロイター) - goo ニュース
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

JAL、ANA-関空を中心に廃止、減便

2009-02-09 | 経済
大手航空会社のJALとANAが、関空発着便を中心に廃止、減便など、路線を整理する意向を示した。
関空に関しては、橋下徹大阪府知事が関西空港連絡橋を国が買い取る事業に関し、
大阪府の負担金を来年度予算に計上しないと主張し騒ぎになったばかりだ。
橋下知事は、「このままなら関空は終わりで、関空の将来像が見えない限り府民の税金を使えない」としたが、
結果的に今回のことは橋元知事の主張を裏付けることになってしまった。

関空は関西方面の鉄道取材で今まで何度も利用している。
確かに和歌山方面のアクセスでは伊丹よりも便利だが、
これが仕事で大阪中心街に行くのだったら、圧倒的に伊丹の方が有利だろう。
それに隣接するりんくうタウンも閑散としていた。
前に関空から帰る時に、りんくうタウンで夕食をと思ったが、
多くの店舗でシャッターが降りて閉鎖していて、
開いている店が殆どなかったように記憶している。
関空の是非については今更問い直しても仕方が、
この空港の将来性を国がどう見ているのか、
改めてビジョンを示さない限り、大阪府も航空会社も関空と心中する気にはなれないだろう。

縮む地方の翼…日航・全日空が28路線廃止や減便(読売新聞) - goo ニュース
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サントリー、ビール類売り上げが年間3位確実

2008-10-10 | 経済
ビールや発泡酒、“第3のビール”などのビール類の、
1-9月期の売り上げが出そろった。
その結果、1位がアサヒ、2位が麒麟となり、
第3位にサントリーが上がってきて、結果的にサッポロは4位に後退した。

サッポロは日本のビールの歴史そのものといってもいい伝統的な企業だが、
しかしビールの主力である「黒ラベル」も今ひとつの派手さはないし、
アサヒの「スーパードライ」や麒麟の「一番搾り」のような、
固有のブランドイメージが打ち出し切れていないのが原因であると思う。
また発泡酒の「北海道生搾り」も、“第3のビール”の「ドラフトワン」も、
製品のイメージ戦略が浸透しているとは言い難い。
製品的に劣っているということは決してないのだが、
営業戦略、ブランド戦略で負けているのかもしれない。
その点、サントリーは昔から広告で売ってきた企業で、
ブランド戦略は上手い会社だ。
ウイスキーメーカーとしては日本を代表する企業だが、
本格的にビール業界に参入したのは戦後のことで、
しかも味覚的に他の3社と明らかに劣る感じがした。
個人的には水に問題があると思っていたが、
最近になってサントリーは「天然水」ということを強調し始めてきて、
味覚的にも他の3社と互角に戦えるようになってきた。
そうなるとブランド戦略の上手いサントリーが、
広告やテレビCMなどを上手く活用して売り上げを伸ばすのは納得できる。

余談だが、ビール業界が“ドライ戦争”に突入する前に、
サントリーが「Penguin`s Ber」というビールを売り出したのを覚えている。
確か、松田聖子の「Sweet memories」という日本語と英語が混ざり合ったバラードをBGMに、
アニメのペンギンがほろりと涙を流すCMが使われていて、印象に残っている。

1―9月ビール類シェアはサントリー12.9%、サッポロ11.8%(トムソンロイター) - goo ニュース
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする