20.天竜峡の3分-飯田線完乗リベンジ達成
16分で元善光寺の駅取材を終え、
ホームで14:32発の天竜峡行きを待つ。
元善光寺の駅名の由来になった元善光寺は、
駅から西へ約500mの距離にあり、
時間があれば参拝したかったが、16分では難しい。
そんなことを考えていると、313系がやってきた。
これに乗り込んで天竜峡を目指す。
もともと飯田で乗る予定だった列車である。
飯田では14:41に到着し、3分停車で14:44に出発する。
このわずかな時間で駅名標の取材を強行する。
飯田から天竜峡までの区間は、
2009年の飯田線乗り潰しチャレンジの時、
臨時列車で移動した区間である。
平岡から天竜峡までが落石により普通となり、
代行バスでの移動となった。
本来は天竜峡で14:35始発の上諏訪行きに乗る予定だったが、
平岡発天竜峡直行の代行バスが14:36に天竜峡に到着し、
無情にも上諏訪行きが発車してしまった。
本来なら14:35上諏訪行きのダイヤの次は、16:16岡谷行きまでない。
そこで乗客が駅員と交渉して、
途中駅に停車して天竜峡に到着したバスを待ち、
15:20飯田行きの臨時列車が出ることになった。
これに乗れば飯田で16:00始発上諏訪行きに間に合う。
2009年はそんな綱渡りの飯田線の旅だった。
元善光寺で乗り込んだ列車は15:09に天竜峡に到着する。
ホームの反対側には15:12始発の豊橋行きが停まっている。
3分の乗り換え時間で
これに乗り換えて平岡を目指す。
乗り換えた列車からここまで乗ってきた313系が見える。
天竜峡からは天竜川に沿って敷設されている。
※為栗駅停車時に見えた天竜川
天竜峡から平岡の区間は2009年の旅ではバス代行での移動で、
鉄道線飯田線としての未乗車区間である。
平岡までの33分の旅で未乗車区間を乗車し、
飯田線の完乗が完成した。
天竜峡で乗り込んだ列車は15:45に平岡に停車する。