7.仙台空港の混乱と杜せきのしたの夜と朝
今回の旅では仙台駅付近のビジネスホテルで値段的に妥協出来るところが見つからず、
いろいろと探しているうちに見つけたのがホテルルートイン名取である。
最寄り駅は仙台空港鉄道の杜せきのしたで、仙台空港鉄道は週末パスの範囲外のため、
Suicaを使用していったん仙台空港まで行くことにした。
これにより仙台空港鉄道の乗り潰しを完了、改札を出て空港内のレストランで夕食を取ることにした。
しかし空港まで行くとカウンターの前には長蛇の列が出来ていて、
放送では欠航をお知らせするアナウンスが流れていた。
インフォメーションボードには大阪方面の一部の便を除いてほとんどが欠航となっていた。
そのため翌日の振り替えのためにカウンターに列が出来ていたのだ。
当然のことながら滑走路には飛行機の姿は見えず、
打ち付ける強い雨だけがガラス越しに見えていた。
3階レストラン街に行き、「ロイヤルコーヒーショップ」で、
牛タン辛味噌ラーメン\1,382、はらこ飯\432など喰う。
レストラン街では翌日の手配をした人などでけっこう賑わっていた。
それでも入店した客がインフォメーションを聞いて急に出て行く姿も見えた。
店を出て仙台空港鉄道の待合室で待っていると、隣の客がケータイで電話をしていた。
大声で話していたので内容が聞こえてしまったが、
欠航が相次いでいるため近隣のホテルも満室になってしまい、
北海道に帰るのに新幹線で東京まで行って東京で一泊し、羽田から帰ると話していた。
Suicaで杜せきのしたまで行き、ホテルに行く前に駅に隣接するイオンに行く。
イオンの中の酒売り場で日本酒2本買い、予約していたホテルルートイン名取にチェックインする。
駅からホテルまでは高架線路の脇の遊歩道を辿っていくことが出来る。
ネットで予約していたためチェックインの時にペットボトルの水が貰える。
ホテルルートインは会員登録してあるため、
会員証を兼ねているPontaカード持参でチェックインが簡単に済む。
部屋に行ってカメラのメンテナンス後にホテルで買ったビールや日本酒などを飲む。
日本酒は「ぼとる浦霞」と「萩の白露・浦霞」で、空港で購入した牛たんおかきと笹蒲鉾をつまみにする。
雨に打たれての取材だったこともあり、日本酒の酔いも回って気付かないうちに寝てしまった。
寝たというよりは気を失ったというのに近いかもしれない。
それでも翌朝は5:00a.m.に起床して1階に降りてホテルの大浴場で朝風呂を愉しむ。
部屋に戻ってクールダウンし、6:30a.m.を待って再び1階に降りる。
レストラン「花茶屋」でバイキング形式の朝食を喰う。
ウインナー、フライ、烏賊の揚げ物、餅ポテト、玉子焼、スクランブルエッグ、
蕎麦、味噌汁、サラダ、フルーツヨーグルト、コーヒーなど。
このホテルのオリジナルなのか、蕎麦があったが、
もしかしたら御飯の代わりに蕎麦を喰いたいという客向けなのかもしれない。
分からないで御飯と蕎麦を両方取ってきてしまったけれど・・・。
部屋に戻って歯を磨き、7:20a.m.頃、ホテルをチェックアウトする。