Amazonのホームページを見ていて偶然見つけ、即購入したのが、
松尾一彦さんのCD「MY HARP LIFE~Kazuhiko Matsuo Best Harmonica Works」だ。
このCDは2枚組で価格は3,500円。
松尾一彦さんはオフコースに途中加入したギターリストで、
小田さん、鈴木さんに並び、主にカップリングやアルバム曲でリードボーカルを担当している。
5人のオフコースを語る上で欠かすことの出来ない存在である。
しかしこのアルバムはボーカリストでもギターリストでもなく、
ハーモニカ奏者としての松尾一彦に焦点を当てて構成されたオムニバスアルバムである。
2枚組のうち1枚目はオフコースの楽曲を集めており、
オフコースとして初めて参加した「めぐる季節」を1曲目に、
間奏のハーモニカソロが綺麗な「生まれ来る子供たちのために」や、
後奏でハーモニカとコーラスの共演が素敵な「きかせて」など、
改めて聴くとオフコースに松尾さんのハーモニカがなくてはならないということが再認識できる。
さらに5人のオフコースの終盤を語る上で欠かせない「言葉にできない」も、
間奏のハーモニカが楽曲を引き締めている。
2枚目は松尾さん自身のソロ名義や他のアーティストのレコーディングに、
ハーモニカ奏者として参加した楽曲を集めている。
斉藤和義、大江千里、尾崎亜美、谷村新司など多岐に渡っており、
またオフコースの清水仁さん、大間ジローさんとのユニットABCの楽曲や、
オフコースでは小田さんがメインボーカルの「言葉にできない」のセルフカバーも収録されている。
松尾さんの多岐に渡る活躍を改めて確認できるアルバムであると云える。
Amazonから乃木坂46の「サヨナラの意味」をダウンロードした。
この曲は去年の紅白歌合戦で聴いてなんとなく気になっていて、
それから大分経ったが、思い切ってダウンロード版の購入に踏み切った。
乃木坂46は秋元康氏がプロデュースするアイドルユニットで、
AKB48の公式ライバルという触れ込みでデビューした。
しかし去年の紅白では・・・48グループが国内グループ4つの選抜での出演となったのに対し、
乃木坂46と欅坂46はそれぞれでエントリーされ、その明暗が分かれた。
もはや乃木坂46はAKB48の公式ライバルから、
ワンステップ上がったアイドルユニットとしての地位を確立したのかもしれない。
毎年大晦日の風物詩となっている「NHK紅白歌合戦」。
今年は視聴率に関しては前年を超えたようだが、
それでもタモリとマツコ・デラックスが親子に分しての客席に辿り着けない小芝居や、
渋谷にゴジラが襲来するという映画のパロディ的演出など、
話題を取り込もうとしたのが逆に面白さを半減させてしまった様に思う。
あくまでもアーティストのパフォーマンスが観たいのであって、
民放的な演出で話題を取ろうとする手法には辟易する感がある。
AKB48が全グループの人気投票で48人しか出場できず、
さらに2曲目は上位16名しか参加できないなど、
総選挙に迎合するような演出も少し疑問が残る。
それでも総選挙のランキングとは異なり、
何時も圏外の大家志津香さんが12位になるなど、
組織票が反映しづらい今回の投票方法だと知名度がダイレクトに反映されるので面白い。
個人的にはRADIO FISHが良かったと思うが、あとは特筆するものがない。
いきものがかりが今年になって活動休止を発表して、
紅白でデビュー曲を熱唱したことにここで意味が出てくるのかとも思ったが・・・。
今年もシンガーソングライターの小田和正さんが、
日本のJホップの第一線で活躍するミュージシャンに声をかけ、
互いに尊敬し合いながらそのアーティストや思い出の曲をライブ演奏する、
クリスマスの恒例となった人気番組の「クリスマスの約束」が放送された。
録画したものを漸く観ることができた。
毎年小委員会バンドと呼ばれるSTARDUST REVUEの根本要さん、
スキマスイッチの大橋卓弥さん、常田真太郎さん、いきものがかりの水野良樹さん、
女性では松たか子さん、JUJUさんなど毎年出演されているメンバーに加え、
今年の目玉としては宇多田ヒカルさん、
それに去年も登場したTRICERATOPSの和田唱さんなどが出演していた。
宇多田ヒカルさんは彼女のデビュー曲の「Automatic」や小田さんの名曲「たしかなこと」などを演奏、
和田唱さんはポールマッカートニーの曲をメドレー、
「心のラブソング」ではお客さんにコーラスを要求してその練習をするなど、
小田さんのコンサートでもよくある“やらせ”ではなく“演出”などのシーンも見られた。
特筆なとのはオープニングで「夜空ノムコウ」をやったこと。
小田さんがスマスマに出た時に「この曲は良い曲だ」と賞賛していたのを思い出した。
それから5人のオフコースのテレビプログラム“NEXT”のテーマ曲「僕らがいた」の選曲にも驚いた。
和田唱さんとやったポールマッカートニーでは「My Love」も良かった。
この曲はNHK千葉でかつて放送されていたFM「千葉リクエストアワー」でオープニングとして使われていた曲で、
土曜日の午後になると何時もこの曲を聴いていたので個人的にも懐かしかった。
12月4日日曜日に「M-1グランプリ2016」が生放送され、
今年は吉本所属の銀シャリが王者に輝いた。
決勝に進出した8組と敗者復活の和牛で争われ、
最終決戦には銀シャリ、敗者復活の和牛、スーパーマラドーナの3組が残った。
今年の印象は全体的にレベルが高く、個人的に外れだなと思うコンビがいなかった。
初出場も4組出ていて、初めて名前を知るコンビもいた。
得点的に最下位の相席スタートも面白かった。
審査員がベテランのためになかなか新しいスタイルの漫才が受け入れられないのかもしれない。
最終決戦に進んだ3組はどれも面白く、甲乙付けがたかった。
10月2日日曜日に「キングオブコント2016」が生放送され、
今年は芸歴14年目の吉本所属のコンビライスが優勝した。
ハリセンボンやしずるなどと同期だが今までほとんど芽が出ず、
テレビ出演は皆無に近く、実際この番組を見るまで知らなかった。
ふたりとも童顔で悪人のコントでもいい意味で本物らしさが欠けており、
それ故コントのオチにも入りやすい良さがある。
最後までキングを争ったのはジャングルポケットで、
1回目のコントではトイレの中に3人が入るという面白い設定だったが、
2回目では以前他の番組で放送された医者の余命告知のコントで、
審査員がどういう判断をしたのかは分からないが、
新鮮みに欠けたのが問題だったのかもしれない。
松尾一彦さんは元オフコースのギタリストで、
解散後は同じオフコースのベーシスト清水仁さん、ドラマー大間ジローさんと一緒に、
ビートルズのコピーバンド、Acoustic Beatles Clubを結成、
ソロ活動の合間に3人が中心となってライブ活動も行っている。
オフコースと云えば小田和正さん、鈴木康博さんのオリジナルメンバーが中心となって楽曲を提供、
松尾一彦さんはサポートメンバー的に思われているかもしれないが、
実際はフォークデュオからバンドへ変革するオフコースの原動力になった一人であり、
鈴木さんとのツインギターがオフコースの音の幅を造っていた。
さらに鈴木さんが脱退してからは小田さんとともに楽曲提供にも協力していった。
オフコースの音楽を語るのに欠かせない存在なのである。
ただ、ソロになってからはオフコース時代ほどのネームバリューもなく、
そのためCDなどもコンサートで購入したり、ネットで調べたりして集めたが、
それでも購入できないうちに廃盤になったもののも多く、
今回の2枚組のベストアルバムを購入することにしたのだ。
オフコース解散後に製作された楽曲の中から23曲がセレクトされている。
松尾一彦さんは通勤の帰り道などでもよくWalkmanで聴いているアーティストで、
今回収録されている楽曲の中では「街」や「恋の予感」などが好きである。
これは元オフコースの松尾一彦さんが生い立ちから現在までを語ったもので、
元オフコースのドラマー大間ジローとともに参加したジャネットや、
オフコース時代、さらには解散後の活動について赤裸々に語るとともに、
楽曲についても幾つか収録されたもので、松尾さんのヒストリーが語られた作品である。
これは以前発売になったものの、買おうと思った時には既に完売になっていたもので、
今年になって再発売されたのを機会に購入することに決めたのだ。
DVDの中ではオフコースの他の4人もインタビューに答えていて、
松尾さんのファンばかりでなく、オフコースファンにも見逃せない1枚となっている。
オフコースというとオリジナルメンバーの小田和正さんと鈴木康博さんの楽曲のみが注目されがちだが、
松尾さんもいい曲をたくさん残しており、特に鈴木さんが脱退して4人になった時、
楽曲的には鈴木さんの穴を埋めるべく多くの作品を提供している。
オフコース解散後も素敵な曲をたくさん発表しており、
個人的にも通勤の帰り道にWalkmanで聴くのも松尾さんの曲が多い。
世間的にはオフコースの単なるギタリストとして認識されているかもしれないが、
メロディーメーカーとしてもその才能を遺憾なく発揮しているのである。
番組のタイトル通り、佐橋佳幸氏はJ-POPの世界では知らない人はないというくらい有名なギタリストだ。
小田和正の「ラブ・ストーリーは突然に」の軽快なエレキギターも佐橋氏の演奏である。
番組の中で小田さんも「オフコースを解散してソロになった時、こういう人が助けてくれるのか」と思ったそうだ。
この番組は佐橋佳幸氏にゆかりのアーティストがゲストとして次々と登場する。
小田さんもその一人なのだが、続いて登場したのが松たか子さんである。
彼女の楽曲「ほんとの気持ち」は小田さんの作詞作曲で、佐橋さんとの共同プロデュース曲である。
番組ではこの曲を小田さんのコーラス付きで演奏していたのだが、
ハードディスクに録画して何度か観るうちにこの曲がどんどん気になっていった。
そこでダウンロードしようといろいろと探したが、どうしても見つからない。
どうやらレコード会社の移籍に伴う諸事情があるようで、
現在の所属先のBMGの楽曲はダウンロードできるのだが、
以前のユニバーサルの楽曲はAmazonもmoraでもエントリーされていない。
更にネットで調べているうちに、ユニバーサル時代の楽曲のベストが存在することを知った。
それが「MATSU TAKAKO SINGLE COLLECTION 1999-2005」である。
このCDのダウンロードはないが、レンタルアップの中古がAmazonで販売されていることを知り、購入することにした。
レンタルショップで使用されていたものなので価格は100円だが、別途送料として350円がかかった。
それでも1曲のダウンロードは250円なので、計450円で11曲入りのアルバムが購入できたのは割安である。
CDの状態もそれほど悪くなく、パソコンに取り込んでウォークマンで聴くには全く問題ない。
因みに佐橋佳幸氏は松たか子さんのダンナさまである。
今回は今までのチャンピオンが審査員になるという形式で8組がネタを披露。
最終組に予選上位の敗者復活戦から勝ち上がった一組がネタをやり、
審査員が点数方式で投票して合計点の上位3組が2つめのネタをやり、
審査員の投票によって優勝が決まるというもの。
今回の出場者の中には名前の知らないコンビもあったが、
最終戦に残った3組は既に知名度があってある程度活躍しているコンビが進出、
1位はジャルジャル、2位はトレンディエンジェル、3位は銀シャリだった。
その中で審査員9人のうち6票を獲得したトレンディエンジェルが優勝となった。
番組はオンエアと同時に見ていたが、個人的にはジャルジャルの方が面白いと思った。
それと歴代チャンピオンの中でアンタッチャブルだけが審査員の来ていないのも気になった。
5年ぶり復活M―1 トレンディエンジェルが優勝 敗者復活から頂点
以前から独自のバラエティのほかは他局からのコンテンツを放送することも多い。
それはアニメにも云えることで、火曜日10:30p.m.からの枠は、
以前からガンダムシリーズが放送されていた。
HDリマスター化されたSEEDやDESTINY、
ファーストガンダム、Zガンダムと続いて、本放送が終わったばかりのGのレコンギスタが放送されていた。
本放送では見なかったのだが、何となく流れで観てしまった。
キャラクターデザインが今ひとつ感情移入しずらかったが、
それでも総監督が富野由悠季さんとなればそれなりに楽しめる作品にもなっていた。
それにファーストガンダムの世界である宇宙世紀の遙か未来という設定で、
博物館にファーストがダムのモビルスーツが飾ってあったり、
最終話でも洞窟の中にズゴックの残骸があったりして、
ここがかつてのジャブローなのではないかと思わせる演出もあった。
次回からは「機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY」が放送されるという。
これはテレビシリーズではなく、OVAとして発表された作品で全13話。
このOVAは観ていないが、この作品を映画化した「機動戦士ガンダム0083ジオンの残光」は、
以前テレビ埼玉で正月に放送されていて観たことがある。
ファーストガンダムの一年戦争終結からZガンダムのティターンズの台頭までの話で、
ゼータに出てくるキャラの若かりし頃が描かれていたりもする。
映画版とOVAでは違う描かれ方をしているのか、今から楽しみである。
そこでAmazon経由で購入、6月7日に日帰り旅行の道中でずっとウォークマンで聞いていた。
今回のアルバムは全12曲なのだが、通常のアレンジとアコースティックの2つのバージョンを収録、
曲順は違うものの12曲がそれぞれのバージョンで収録された2枚組である。
12曲中2曲は谷山浩子さんが作詞を担当、あとは鈴木さんが自ら作詞と作曲を担当している。
アレンジバージョンの方も鈴木さんが大切にしてきたアコースティックな雰囲気を活かしており、
気負いのない出来栄えが今の鈴木さんの等身大の姿を連想できる。
アレンジバージョン、スコースティックバージョンともにラストナンバーとして収録されている、
「この先の道」がいちばん気に入っている。
発売日当日、津田沼のイオンモール津田沼内TOWER RECORDSで購入した。
特典の三角籤で特製クリアファイルを貰った。
しかし抗癌剤治療の入院が近いこともあり、じっくりと聞いている暇がなかった。
2回目の入院の時にウォークマンに入れて持ち出し、ゆっくりと聞いた。
小田さんの楽曲については全般的に云えることなのだけれども、
どうも最初は取っつきにくい部分がある。
たぶん「小田和正の曲は嫌い」と云う人の多くは、
この“取っつきにくさ”を敬遠しているのだと思う。
だけれども、何度も聞くにつれて曲はスッと心の奥に染みこんでいく。
一度心の中に染みこむと、それは自分の感情の一部となるように、
心の機微に影響していくようになる。
ここら辺がきちんと計算されてつくられている小田メロディーの神髄ではないかと思う。
今回のアルバムは小田さんらしいミドルテンポの曲が多く、
その中でも1曲目の「そんなことより幸せになろう」は、
いきなり小田さんのボーカルから始まり、心に残るフレーズがとても良い。
また、東日本大震災の被災地に向けてつくられた「その日が来るまで」は、
震災から長い時間をかけてつくられているだけあって、
スッと心に染みてくるメロディーと優しい言葉で綴られた歌詞が心地良い。
今回のアルバムは「クリスマスの約束」で毎年レギュラー出演している、
松たか子さんやJUJUがコーラスで参加しているのも特筆である。
物語は世界征服を企む悪の組織に対抗するために結成された“黄金戦士トレジャーファイブ”。
戦い後の打ち上げに力を入れる彼等は巷で「乾杯戦士アフターⅤ」と揶揄されていた。
戦隊ものではあるが、オープニング以外での戦闘シーンは一切無し、
居酒屋と二次会のカラオケルームだけで物語が進んでいくという斬新なドラマだ。
グリーンにはラバーガールの飛永翼、イエローにはバッファロー吾郎Aなどの芸人も多く参加、
また悪の総帥には斉木しげるがキャスティングされている。
悪の総帥と戦闘員が夜は居酒屋で主任と店員として働いているというあり得ない設定も面白い。
チバテレのほか、テレ玉、群馬テレビ、とちぎテレビ、tvk、三重テレビ、KBS京都、サンテレビと、
独立U局が製作委員会に名を連ね、それぞれの枠で放送している。
こういったケースは以前見ていた「ウルトラゾーン」でも見られる。
独立U局単独でドラマを作るというのは大変だが、全国の放送局が集まればこういったものも不可能ではない。
今後も面白い作品を期待したい。
3月25日の放送で最終回を迎えた。
「・・・SEED」の時からほぼ2年半、ずっと毎週火曜日を楽しみにしてきただけに、放送終了は残念だ。
「・・・SEED」の最終回は、「・・・SEED DESTINY」に繋げる意味もあり、
ヤキン・ドゥーエの戦闘の終了時点で終わっていたのだが、
今回は戦後の状況も丁寧に描かれており、シン・アスカとキラ・ヤマトがアスラン・ザラの仲介で和解し、
またカガリ・ユラ・アスハが国家元首として成長する姿も描かれている。
プラント本国に入ったラクス・クラインとともにキラ・ヤマトもオーブの軍服から、
ザフトの白服(隊長服)を着て、ラストシーンに登場している。
「・・・SEED DESTINY」は本放送も全話観ている筈なのだが、やはりラストシーンには見覚えがない。
そのシーンを見逃したのか、それとも新たに付け加えられたのかは分からないが、
納得のいく最終回の放送だった。
尚、後番組は「機動戦士ガンダム」である。
テレビ埼玉でも最近放送されており、ずっと観ていたのだが、
やはりファーストガンダムは何度でも観たい。