9.東京駅丸の内の朝と「はやぶさ101号」-旅の始まり
今回は事前の天気予報でも概ね晴れとなっていた。
7月24日日曜日も雲は多かったが、
それでも雨の気配はなかった。
駅に向かって歩いて行くと、
下り快速線留置線に“千葉あずさ”が停まっている。
これは幕張本郷の幕張車両センターから回送され、
快速列車の合間を縫って千葉駅まで行き、
千葉始発の特急「あずさ」として運用される。
2週間後にはこれに乗って岡谷まで行き、
飯田線乗り潰しにリベンジする予定である。
幕張駅の改札口まで行き、青春18きっぷの1回(人)に、
「ありがとうございます JR東日本 7.24 幕張駅」と検印を貰う。
切符を駅員から渡してもらう時、
「いってらっしゃい」と声を掛けて貰った。
ちょっとした心遣いが嬉しい。
「行ってきます」と返事をして上り1番線、2番線ホームに降りる。
いよいよここから2022夏の青春18きっぷの旅の始まりである。
06:05発の総武緩行線・中野行で41分かけて秋葉原まで行く。
8分のの乗り換えで京浜東北線・大船行で東京まで出る。
青春18きっぷで丸の内南改札口の有人改札から外に出る。
ここから新幹線で一ノ関まで行くが、
青春18きっぷでは新幹線には乗れないため、
別途購入した「はやぶさ101号」の新幹線指定席特急券と、
東京都区内から一ノ関までの乗車券が一枚になった切符で、
丸の内南口自動改札を入場して、
そのまま新幹線改札口まで行って入場・・・しようと思ったが、
改札を通れず切符が戻ってきてしまった。
よく見てみるとJR東海の東海道新幹線の改札だった。
とほほ・・・。
改めてJR東日本の新幹線改札口を入場する。
改札を入り、21番線ホームに上がっていく。
既に「はやぶさ101号」充当のE5系は停車していた。
売店で駅弁を購入して「はやぶさ101号」に乗り込む。
予約した座席は5号車9番E席である。
普通席で少し狭いが、それでも乗り心地は良かった。
日曜の下り方面ということもあって、
乗車率は2~3割程度だった。
座席に着くと早速購入した駅弁「なつ」を喰った。
一ノ関までは2時間5分の旅で、ゆったりと旅することが出来た。