5月29日日曜日は快晴で、京葉道路武石IC近くの、
「田所商店・本店」まで徒歩で行き、昼食を喰うことにした。
Googleで調べてみるとJR幕張駅からは徒歩20分、1.5kmの距離にある。
移動のために往復3.0km歩くというのはしんどいが、
散歩だと思えば天気のいい日に歩くにはちょうどいい。
「田所商店・本店」は県道262号幕張八千代線沿いにある。
昆陽隧道から真っ直ぐ進むと武石ICに至る。
更にそのまま進むと左側にあるのが「田所商店・本店」である。
歩道を歩いて向かうと、右側に看板が見えてくる。
武石ICに向かうドライバーを誘い入れるため、
運転中のクルマからの視認性を考慮して、
味噌らーめんの写真をメインに店名と距離だけを表示している。
少し進むと右側には千葉西税務署が見えてくる。
千葉西税務署を越えると武石ICの前後に飲食店が集中している。
自動車利用者を考慮してどの店も駐車場を大きく取っているのが特徴である。
所謂“郊外店”の設計である。
右側には「ばんから」、「ブロンコビリー」、
左側には「丸亀製麺」、「凱旋門」がある。
武石ICを越えると右側には「なりたけ」、「からやま」、
左側には「田所商店タンタンメン部」、「田所商店・本店」、
「一幸」、「一風堂」などがある。
「田所商店・本店」で北海道味噌・野菜らーめん860円、ライス小100円を喰い、
再び武石ICを越え、幕張駅を目指す。
途中で「三代王神社入口」の看板を見つけ、行ってみることにした。
“三代王”は小学校の頃から知っていたが、
ちゃんと参拝するのは、実は今回が初めてだった。
脇道から入ったが、そこにもちゃんと鳥居が設置されていた。
社殿には左右に狛犬もあり、ここで参拝する。
家に帰ってからネットで調べてみると、
三代王の祭神は天種子命(あめのたねこのみこと)とのこと。
天種子命は神武東征に登場する人物で、中臣氏の祖とされている。
中臣氏といえば乙巳の変で中大兄皇子、のちの天智天皇とともに、
当時勢力を強めていた蘇我氏の蘇我入鹿を成敗し、
天皇中心の政治体制に尽力した人物で、
平安時代に天皇家を支え、実質的に日本の中枢に君臨した、
藤原氏に繋がる系譜である。
また社殿の奥には八坂神社、金比羅神社の祠もあった。
帰りは正面の階段を降りて行く。
ここにも勿論、三代王神社の鳥居がある。
三代王は創建年代や由緒などが謎であるが、
千葉氏の一族で、武石城に居城していた武石三郎胤盛が帰依していた。