愚図愚図、もたもた、ふらふら。すべてが小出し、後手後手。
蹴飛ばしてやりたくなりますな。
新型コロナウィルスが猖獗を極めている。
地域封鎖も大量検査・徹底隔離もしてこなかった日本でも先週、遂に地域限定緊急事態宣言が出た。
国民の命に関わる非常時に、政府は様々な強権措置を発動し、国民に忍耐を強いる。
ある意味、民主主義の危機でもある。
指導者は起こり得る事態を事前に説明し、国民の不安を最小限に抑え、政府への理解と協力を得なけ
ればならない。
この時、試されるのは指導者の指導力・胆力、コッミュニケーション能力だ。
ドイツのメルケル首相、英国のジョンソン首相、フランスのマクロン大統領は、みな動画で国民に直
設メッセージを送っている。
正面を見据え、自身の言葉で事態の深刻さを語り、国民に忍耐と協力を求め、前線の医療関係者に感
謝し、先頭に立ち国民と共に戦う決意。そして全責任は自分が負う、と締める。
言葉だけでなく表情や口調からも、強いメッセージが伝わる見事な会見だった。
翻って我らが指導者はどうか。
用意された原稿、事前に調整された質疑応答、修飾語の連続。視線は左右のカメラを行き来し、質疑
時は下を向きメモを読む。
巨額の経済対策を得々と説明するが、休業補償はやらない。
医療崩壊阻止も、結局は国民の自粛頼み。
経済も大事だが、今は命と医療を守る方が優先なはず。
敢えて休業を決断した百貨店を非難するなど耳を疑う。危機感が無さすぎる。
安心のメッセージが各世帯に布マスク2枚と、自宅で犬と寛ぐ動画ではいくら何でも酷すぎる。
日本は本当に大丈夫なのか。(呉田)
以上は、14日付朝日新聞朝刊10頁「経済気象台」から、ほぼ全文転記しました。
このコラムは第一線で活躍している経済人・学者ら社外筆者が書いているそうです。
同じ朝刊22頁文化文芸欄「多和田葉子のベルリン通信」も読ませます。
筆者はベルリン在住の小説家・詩人です。
疲労感を滲ませながらも、理性へ静かに訴えるメルケル首相と、ドイツ国民の対応が活写されています。
ドイツでも当初、若者たちの多くはパーティに明け暮れていたそうです。
是非お読みください。
それから僭越ながら、林住記の過去記事「新・戦争論」もね。
200417
こりゅあ堕ちるところまで堕ちますね
笑っているしかありません
自分のことは自分で護りましょう
▼小肥りさま
集近閉来日と東京五輪が災いの元です
太郎と昭恵を切らないと もっと酷くなるでしょう
晋三にはできないから 事態はもっと悪化する
南無阿弥陀仏 いや 南無法蓮華経かな?
脱力ですな。
思えば・・・わかっていながら春節を
拒否しなかったのが悔やまれる。
言葉を尽して罵ることさえ,もはや虚しい・・・