いい名前考慮中
土手の梅が満開になった。
この梅はおよそ20年前に、庭の実生苗を捨てるつもりで移植したものである。
当時、高さはせいぜい30センチ、幹は1センチも無かった。
植えた頃は雑草に埋まっていたが、元気に育って、3年前から花が咲き出した。
大盃
花梅は普通実をつけない。
この梅は濃い桃色八重咲きの「大盃」という品種の花梅の下に、自然に生えてきたのである。他に、庭には白色枝垂性の「月影」と、一重で淡い桃色の花の上品な「紅筆」がある。稀に実を着けるのは大盃と月影。紅筆は花さえろくに咲かないのは、大事にし過ぎて、年中鋏をいれているからだと思う。
月影枝垂れ
土手の薄い桃色の梅は、どうも自然交配で出来た新しい品種なのである。土手の梅は綺麗な花を咲かせるようになった。もっといい名前を、褒美につけてやろうと思っている。
紅筆
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