巾着田北正面の城館のようなお屋敷が売りに出ている由。
噂話ならいいが、実はあちこちで聞く話です。
高麗川を挟んで東側の天神橋袂の雑木林が文化住宅分譲地になったように、噂が本当なら「高麗切れ」分譲地になる恐れがある。
このお屋敷は、日高市が売り出している巾着田の景観にとって、貴重な存在である。いわば、日高市の文化遺産である。
巾着田の中の醜悪な諸施設は、税金を使えば修復出来る。
だが、問題の場所が宅地開発を考える不動産業者のものになったら、取り返しがつかないと思う。
民有地だからといって、ここが細切れの宅地になってもいいのだろうか。
現在ある広壮な建物や、白壁造りの塀や、渋い石垣などを取り壊していいのだろうか。
多分、日高市は、「予算が無いので対応出来ない」、と常套句を使い成り行きに任せるだろう。
もしかすると、市役所はポカンとしているふりをしながら数人の井戸蛙と談合し、業者寄りでことを進めるかもしれない。
予算が無いといっても5000万円を国と県から貰っているはずである。もっとも、あと数千万円不足はするが..........。
巾着田に物産館のような施設を新たに建設するのなら、ここを買い取り、現在の貧弱な郷土資料館をここに移設したり、売るものがとりあえずは無いけれど、宿願の物産館にしたり、外部委託をして食堂・休憩所などに活用すればいい。
資金不足は、「県知事に直結している」県議先生にお願いしよう。
県の施設でもいいのではないか。
市街化調整地区外しに走り回って、しこたま儲けた先生はこの際儲けを少し地元に還元して下さい。
「文化香るまちにしたい」、「提案力」のある市議先生、もっと考えてみて下さい。
「地域興し」、「観光活性化」に熱心な市議先生たち、黙っていていいのですか?
「福祉」の先生、「教育」の先生、学校の先生だった市長殿、福祉や教育関連施設に利用する手もあるかもしれませんよ。
先生方、日高市と次世代のために頑張って下さいね。
以上、噂話と森男の妄想ではあるが、あれだけ巨大な家屋や敷地を維持管理するのは、個人には相当辛い負担のはず。売りに出したとしても不思議は無い。
余程上手くことを運ばないと、3回相続すると資産はゼロになる。
売りにださなくても、対策は立てておいて下さい。支援して上げて下さい。
晩秋の巾着田は誰もいません。
高麗切れ分譲地は写真の橋(天神橋)の右側にあります。
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