林 住 記

寝言 うわごと のようなもの

重大インシデント

2017-12-19 | 重箱の隅

最高時速300kmで疾走する新幹線が、異臭異音がしていたのに、3時間も営業運転していた。
台車に亀裂が見つかり、国の運輸安全委員会が「重大インシデント」に認定。調査を開始。

ふ~ん、インシデントねぇ、アクシデントじゃないんだ、とじじぃは思いましたね。

で、早速新しい電子辞書の英語カタカナ辞典で検索。

インデントでは受け付けない。インスィデントでなければダメダ、という回答だった。
じじぃはこのスィの入力の仕方が分からない。結局、国語辞典が答えてくれた。

  インデント①【incident】
    出来事。事件。異変。  (この①って何だろう?)

なるほど、この場合「異変」でありましょう。
でも事故は事故。やっぱりアクシデントだよね。

ついでに国語辞典で検索。

  アクシデント【accident】
    事故。災難。不慮の出来事。

でありました。
う~む、微妙で何が何だか分からなくなってきた。

このほか国営放送では、電車の遅れ・故障・事故などを纏めてトラブルという。
で、また検索。

  トラブル【trouble】
    ①いざこざ。紛争。悶着。「が起きる」
    ②故障。「エンジンにが発生する」

故永六輔が、外国語が片仮名になったら日本語であり、発音はどうでもよろし。
と言っていたと記憶している。

インシデントが日本語だったとは知らなかった。

........それで。
今日の記事は何を書きたかったのか、よく分からなくなった。

まぁ要するに、片仮名をあまり使ってもらいたくない、ということです。
首切り・人員整理・馘首・解雇などをリストラに言い換えたら、反対する人がいなくなった。
交通機関にはインシデントもアクシデントもトラブルも、要らないこと。

それから、電子辞書の英語片仮名検索は、正確な発音を求めないで欲しい。

   
      朝日新聞12月16日朝刊、重大インシデントについての説明です▲

       171219



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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ぴーこ)
2017-12-19 10:13:41
わたしも、インシデントという言葉、どこかで聞いたことがると思っていました。
今回は明らかに異変ですよね。
トラブルはよく使いますが、アクシデントも多いですね。
違いを教えていただいて面白かったです。
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カタカナ (小肥り)
2017-12-19 11:32:34
レガシー、レジェンド、リスペクト、ポテンシャル、リテラシー、アウフヘーベン、モチベーション、コンプライアンス、イノベーション、モラトリアム、コンテンツ、ソリューション・・・
このくらい覚えておけばいいかしら。ボクもわからなくなってきました。
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Unknown (ババロア)
2017-12-19 17:55:56
森生さま
お久しぶりです。
ババロアもカタカナ語が出てくるたびに、辞書を引きますが、覚えたつもりでもすぐ忘れて、脳がトラブル起こしますじゃなかった、混乱します。
どうにかなりませんかね~

ババロアも毎日森生さまの軽妙洒脱なブログで
 元気をいただいていました。
またおじゃまさせていただきます。
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曖昧 (森生)
2017-12-19 22:37:30
▼ぴーこさま
実は 森生にも違いは分かってないんです
ま カタカナを多用する人も分かってないんじゃないでしょうか
物事を曖昧にして ちょっと賢そうに見せるために カタカナ語を 連発しているのです


▼小肥りさま
なんだか 楊枝入れをひっくり返したようですね
でも この程度だったら 国語辞典で調べられます
奇妙奇天烈なのは 国営放送です

オハスポチョイス ジモトピ ケンコン シブゴジ・・・・・
お分かりですか?


▼ババロアさま
どうにもなりませんね
森生なんか 正真正銘の日本語が 出てきません
会話中に カタカナで話されたら 聞こえないフリをして やり過ごしましょう
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