本日はホール・アンド・オーツのRCA移籍後の1979年の5枚目のスタジオ・アルバム、X-Static(モダン・ポップ)でも。
(70年代に音質重視のステレオのラジカセが登場して、ポップ・ミュージックも屋内からストリートへと進出。かく言う私も、ソニーがステレオ・ラジカセZILBA'P CF-6500を1977年に出して、そのあまりのかっこよさにかなり無理して買った記憶が...)
以前はブルーアイド・ソウルとかR&B系のデュオと捉えられていたが、ぜんさくのAlong The Red Ledgeでプロデューサーをデビッド・フォースターを起用しポップなサウンド志向に転換。
本作でもソウル、ディスコにニュー・ウェイブなどの要素をミックスしよりポップな作品に仕上がっている。
残念ながら、ちょっと時代を先取りし過ぎたのかセールス的には全米33位と伸び悩んだが、その後彼らが同路線を更に進化した形で大ブレークする助走路としての役割は十二分に果たしたと思う。