四季の旅人

私のブログは生きるを旅として、四季を歩きながらその表情を文に纏めているのが私のブログです。

セピアの枯れ草の間に咲く一花

2011-02-17 | Weblog
かな・・・
昨日の澄んで微笑みかけるような青空、今日はない、
醜く薄汚れた濃い灰色、天空の芯まで貫くことはないだろうがこの厚さ、重みは、
組み込まれられた一枚のステンドガラスのようにはがれそうもない。
破砕、ガラスの上に溜まった雨水がドバ!
土砂振りとなって落ちてくるのはいつだろう・・・そう思いながら空を見る。

また一枚のガラスを止めている漆喰の隙間から、
淡い陽が少しこぼれてきた「雨まだなさそう」そう思うとうれしい。

福寿草

セピアの森
赤錆びた枯れ草が幅を利かせ
いまだに春遠い世界
その錆を砕くように咲く黄金の一枚の金貨 
眩い
見事な黄金色の一花
2月の福寿草

光や温度に非常に敏感で
昼間でも陽が遮られると花は萎み
再び陽があたると咲く
思春期


・・・
見事な黄金色
美しいものに毒あり
この福寿草も例外ではない花のひとつ。
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