杉の美林
森林森初夏の森朝の表情はこの空、寒気が入っているみたい・・・にわか雨在りそう。森の中、梅雨前の森はいまが一番いい表情をみせるとき、日に増して刺し貫く太陽の陽射しが、ワンクッションお...
杉の美林
私が日頃歩く山は標高が低いこともあり杉と檜が多く、山の民もどちらかというと余りこの森には住まない。
植林された杉の森は手入れもあり年数を経た今も美しく、その美を保っているが近年は余り手入れが行き届かず一部では荒れているのが現状、
年数を経た杉の林立は歩いても立ち止まって眺めても美しく、陽射しが少ない分歩きやすくホッとできる、その反面荒れて倒木などにあった樹木を数多く見て「このまま朽ちを待つ杉の心情を思うと寂しい」
そう言った場面に遭遇する反面、山頂近くでは思わぬ杉の大木に出会い樹木の持つ強さ、運命、活性を改めて思い知らされる。
杉の森
いま
手入れのされなくなった杉が
かつての美しさを失い
荒れ
倒れ
薄暗い森のなかで朽ちを待っている
この無情な寂しさ
陽射しは燦々と降り注がれることなく
全体に薄暗く寂しい
・・・
唯一の救いは
林立する杉の樹木の美しさ。
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