新芽

新芽

今日の空はいつもと違ういつも朝の表情は冴えない長く居座る寒波、千切れた雪雲がいつも停滞しているせいかいつも朝の目覚めのなくばかり・・・夜明け日暮れはかなり遅くなり、その割には朝が明...

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新芽
立春を過ぎたから日当たりのいい斜面では野草の新芽みられるかな？
そう思ってｃｈｏｉｃｅしながら時間をかけ歩いていると僅かながら野草の新芽が顔を覗かせている。
小さな・・新芽、表情はあどけなく一葉も幼く色も薄く初心、その一葉を摘み口に含み噛んでみようかな・・・そう思って見たが、その幼げな新芽の表情をみると摘むのに気が退け「今日はやめよう」そう思う私。
この新芽の香りが楽しめるのはいつごろかな・・・そう思う新芽との出会い。

新芽

私のことわかる
そう言って
話しかけてくる野草の新芽

まだ芽吹いたばかりで
あなたは誰？
そう言って問いかける

私

いま
新芽が三寒四温に耐えながら
冷たい表土にへばりついて
春の温もりを待っている

でも
憎い冬が居座り
萌を妨げている。