私の住む町

我町風景

街風景、私の住んでいる所で一番高い所は鳩ヶ峰、標高１４２，５メートルであり、頂上からは何も見えない。いまの時期、この頂で腰を下ろしてひと息入れようものなら、藪蚊の攻撃にあい、も...

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我町風景、
私が住むこの町が今では第二の故郷になろうとしている。
山頭火のように名古屋を起点に、追放されるように流浪の民となって旅をして、漂着したのがこの小高い峰を従えるように広がるこの地、それが今、私の終焉の地になろうとしている。
北に京都市内、東に城陽、西は枚方と淀川、南は田辺。
旧市街と開発された新宅地、その二つで構成されている我町、いろんな問題をはらみながらこの町が在る。
町

この町で一番高いのがマンション群
市の建物は低く
都会のようなビル群もない田舎都市

至る所に墓地となって残る山野
保持される田圃
流れる川は小川にほど遠く
汚く
汚れまくっている
・・・
それでも都市部よりはましかな

雨水で川になる小川
時々生きているものが要るのかな・・・
そう思う汚れた用水路（流）

この水で養われた稲から実りの秋を知り
消滅に向かう田舎を想う。