落ち葉
落ち葉の上を歩く流れ込む雲が描く一こま今日も空はうれしいと思う反面欲しいかな・・・でも今頃の雨は寒いからな?そう思う反面、やはり一雨欲しいこの頃未明から、夜明け前の空は明るい灰色の...
落ち葉
私が歩く沢筋と尾根を埋めるのは最後に紅葉した橡の落ち葉、色彩こそ褪せているが未だに原形を留め、乾き、おまけにこの時期の橡の落ち葉はよく滑る。
特に急斜面に降り積もる落ち葉は始末が悪く、少しでも油断をすると直ぐに足をとられ尻餅をつくのがこの時期の落ち葉である。
この橡の落ち葉は他の落ち葉と違い、執念深いと言うか執着心が強いと言うか、
未だに小枝に残っている橡をみるとこの樹木の生命の強さを感じる。
落ち葉
深まる冬のなかで
森を蔽っていた木の葉が散り
今では堆く積もる
いま
その積もる落ち葉の上を
雪を踏む感じで歩いて行くと
悲鳴に似た軋み音となって聞こえ
思わず足を止め
堆く積もる落ち葉をみて
そうかまだ形を失っていないのか
手にする一葉の心情を察する私。
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