初冬
彩愚作3点秋を求め、日曜の予報は曇りから雨と聞き、この晴れを逃す手はないと思い出かけた一週間ぶりの山歩き、いつものように沢を詰め、染まり始めた落葉樹を見ながら尾根を登り、再び沢に下......
我町の初冬
私の住む街中に存在する落葉樹がいい顔になるのはこの立冬から、それまでにこの町の落葉が紅葉することはなく、立冬の辺りからこの町の染まりが本格化していく。
染まる落葉樹は私の好きな桜、欅、モミジババフウ、ナンキンハゼ、メタセコイヤなど、これらの染まりを追うようにこの町の最高峰の雑木やモミジが染まりいい表情をみせると寒さも増すのがこの町の紅葉かな。
最近ではこれらのありふれた風景などに目を向けるだけの余裕とゆとりがないのか改めて眺めている人は少ないこの町の初冬の一コマ。
今日の雨
重く
消し炭色の空から
めそめそ泣くような滴雨が
音も立てず
しずしずと落ち
温もりのない路面を濡らす
ああ・・・
哀しい
寂しい
空から落ちる滴雨が私を濡らし
わずかな温もりを奪う
無愛想な雨。
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