別れ
木の葉との別れ別れ落葉満天星ツツジの紅葉満天星ツツジ私がいつも歩く低山が紅葉する初冬の頃の樹木の中で満天星ツツジの紅葉が一番好きで、いつも歩く道を離脱してこの紅葉を見に行く。普通私......
冬空の下で散らばる落葉
冬が別れの深まりを描くなかで落葉樹がみせる樹木からの別離。
昨日の冷めた雨が染まる紅葉を傷め「もう少し留まりたい」その願いを冷たくあしらうように引き離し地表に降り落とした悪い雨、
その雨も今朝は東に去り朝から冬空が戻り、樹木を労わるように太陽が優しく光を当てる朝、まだ傷めた心を温めるほど陽射しの回復はないけれどホッと一息つける温もりが漂う、そのほんのり暖かい空の下、色褪せない瑞々しい落ち葉が無数に散らばる。
雨後の落ち葉
冬の雨に打たれ散った落ち葉が
朝靄のなか彩を失うことなく
化粧顔のまま散らばる
いまその一枚を手にとり
水滴を払い化粧顔をみつめる
変らない・・・
彩は失せていない
そう思うと踏まれないことを願い
樹木に数枚を寄り添わせる。
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