木の葉との別れ
別れ落葉満天星ツツジの紅葉満天星ツツジ私がいつも歩く低山が紅葉する初冬の頃の樹木の中で満天星ツツジの紅葉が一番好きで、いつも歩く道を離脱してこの紅葉を見に行く。普通私の住むこの地で......
木の葉との別れ
いま、初冬のなかで染まりを終えた木の葉をみて思う別れ、散り。
木の葉は樹木に別れを告げながら一枚・・剥がれ落ちていく、それはある意味で一片の雪片の降り、
落ちる様もその日により変わり、薄ら積もる様子は冬の新雪、
その表情に哀しい曇りはなく、剥がれ落ちた時の表情がそのまま残り、彩が時を措いてセピア色に変わり季のなかで朽ち果てる。
木の葉との別れは永久の別れではなく、再び巡る春のなかで再開し恋のときめきに酔う。
季との別れ
別れ
何て哀しい言葉なのか
芽生えたものに訪れる終演
いま
木の葉から色鮮やかな緑が失せ
全体を彩が蔽うなかで
季の終演を知り
春には逢える
でも
裸体の貴女を目にすると
寂しい
・・・
そう思う冬。
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