花の勘違い

秋のツツジ

街のドウタンツツジ街の１本のドウタンツツジ染まる欅欅並木を歩く欅並木欅並木雨の一日雨の中でいつもの道に在る金木犀が１本よく見ると橙黄色の花が無数に咲いている今頃・・・昨日まで樹木に......

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季節外れ
いつも歩く里山の林縁の日当たりのよい斜面に生える数本のモチツツジ、そのモチツツジが小春日和の続くなかで冬を春と勘違いしたのか数輪の花を咲かせている。
いつも咲いても二三個なのにこの冬は何を勘違いしたのかいつもと違う花数を点けているが、立ち止まってみる人はいない。

勘違い

何を勘違いしたのか
春のモチツツジが冬日和のなかで
数輪の花を咲かせている

淡いピンクの花は
山茶花と競うように咲いて
私の方もみて

そう微笑むけれど
下車後の人たちは周りなど見ないで
先を急いで渡っている。