落葉樹の芽生え、
今まで無表情を決め込んでいた落葉樹も、この暖かい太陽の光を貪りながらいつもの笑顔を取り戻し、いま5月の風薫空に向かって、
透明感あふれる柔らかい生まれたての一葉を、花に代わって表情豊かな彩の顔を創りながら花にとってかわろうとしている4月の終わり。
落葉樹の木の葉の広がり、常緑樹の新旧の入れ替わりが一枚のアートになって展示されると5月の風薫訪れがもう直ぐ先に待っている。
落葉樹
いま花に代わり落葉樹が装いを始める
この時期
落葉樹が一番美しい表情を創る
4月
花にばかりに気を取られ
無視して来た樹木に何気なく目を向ける
いい顔している
薄く透けて柔らかく
陽射しの中でみせる色彩の魔術
思わず綺麗・・・叫んでしまう
この新緑の美
この美この鮮やかさ
人には創りだせないこの時期の彩り
落葉が描く造形のプロセス
人には描けない一枚
傑作の一点。
4月はどうして花に目が向いて、樹木の芽吹きは見落としがちになってしまうもので、
さくらが木の葉で覆われて来ると何気なく他の樹木は、初めて目を向けることになる。
さくらの頃は固い新芽の表情をしていたのがいつの間に一葉となって広がり、優しい美しい木の葉になって広がっているのに気づき、もう緑が美しく萌える季節になっていることに唖然とするのがこの時期、後数枚で4月も終わり。
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