秋の薄
薄の花Peaceの欠損秋の山野草後後、夏台風の去った後とは違う この爽やかさ清涼感雲ひとつ浮かんでいない真っ青な青空秋台風が残す一枚のワンショット前後左右あらゆるものを激しく揺さぶ......
里山の薄
私が歩く里山の薄は数少ない薄Spotと違い山間で疎らに咲いてその影は薄い。
歩きながら「私と同じか」呟く、その存在は薄いが彼等の強い生命力と厳しい自然のなかで生きる芒には到底叶わないし比較も出来ない。
花はよく目立つ穂花であるが地味で形も素朴、そのせいか山で咲く数株の花に出会っても、
「薄が咲き始めたか」そう思いながら花を後にする私。
尾花咲く秋
ススキの花が秋のなかで
秋風に身を任せ遊んでいる
華奢な姿からは考えられない
強い生命力と勢い
薄は草むらで山地で
穂綿の群生が光をぼかし
一枚のArtを描く
想い出を消すように秋が没。
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