薄の花
Peaceの欠損秋の山野草後後、夏台風の去った後とは違う この爽やかさ清涼感雲ひとつ浮かんでいない真っ青な青空秋台風が残す一枚のワンショット前後左右あらゆるものを激しく揺さぶった風......
秋の薄
町のなかで土の薫る場所があれば根を下ろし花を咲かせる薄、一株であれば単なる背丈のある厄介な雑草かな、以前は屋根材として使われた茅もいまでは使う建物は少なく、
高原の残る薄の群生が秋の風景を創る。
地味で質素な薄も群生すると素敵な一枚の絵となり、秋の朝夕の陽射しのなかで微妙な変化をみせ、心に残る美しい表情をみせる秋の薄。
我恋の醒め
何も恋は人の特権ではなく
生在るものの本能
求め合う二人の波長が合い一体となり
激しい炎に包まれ燃え続ける
我恋
その火勢は誰にも止められず
ひたすら鎮火を待つだけ
炎の消えた後には何もなく
冷たい雨が廃虚を濡らし
あの他人の温もりを一気に醒ます。
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