四季の旅人

私のブログは生きるを旅として、四季を歩きながらその表情を文に纏めているのが私のブログです。

二度先の花。

2008-10-30 | Weblog
そろそろ晩秋に向かっている。
木の葉が去るように染まって悲しみの色を見せている。
それをあざ笑うように咲き乱れる、人の創作と愛情で育てられたバラたち、
この秋の色に負けない、そう言って咲くバラ、
いまこの花に一人の愛した女の意地を見る。
バラ

美の頂点
人が愛情と情熱を注げば
これほど応えてくれる花はない

素敵
その鮮やかさ
春と秋
一年に二度咲くこのバラこそ
バラの個性
一枚のアート

確かに野の花に比べて
粗野も素朴もない
ただ感銘は鮮やかさ

この雑踏混雑のなかで
飲み込まれないで華麗に舞う
この舞台
主役は真紅のバラ

花が
疲れ果て
地に舞い落ちても演じ続ける
この花の執念
美の哲学

バラよ
叫びたくなる。


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