紫陽花の枯れ
一花に枯れをみていま私の好きな一花が終焉を迎えているその枯れ姿見ると寂しいと思うのは私だけかな?紫陽花の終焉、紫陽花の咲きはじめから終わりまで眺めていると、なぜか人の一生に似ていて...
紫陽花の枯れ
7月初めに色鮮やかな彩を魅せていた紫陽花、
梅雨がそろそろ末期かな・・・そう思う頃、花が最終の美を魅せ枯れる。
紫陽花は花びらを一枚・・散らすことなく、花の形を残しながら彩を失い枯れて行く儚さ、この姿、余りにも哀れに見えるのは私を重ね合わせるからか
最後は夕焼けを見るように花の彩の余韻に酔い、薄れて行く夕暮れを楽しみながら花の元から去って行く私たちが見る花のひとつ・・が魅せた彩、鮮やかさ。
再び逢えるのは次の夏、咲いても同じ表情かな、そんな事を枯れた紫陽花のなかに見ながら花と私の夏が閉じる。
紫陽花の枯れ
花の枯れ
終焉
人から見れば美しく儚い短い命
花の終わりは花の存在感の証
咲く
魅せる
残す
それが花の存在感
終焉
それは形の崩落
明日への再生への構築であり
花が行う輪廻転生
人はこうは行かず
悩み苦しみ醜態をさらす。
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