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この言葉にはいろんな別れが存在している。
友との別れ、恋人との別れ、愛する人との別れ、そこにはドラマがあり悲しみがある。
泣きながら、怒りながら別れるひとつのドラマ、
別れのなかで一番悲しいのは愛する人との永久の別れ。
いつかは訪れる、さようならしなければ・・・そう思っていても、
いざ、その時が我が身に訪れると、とても悲しい。
死別・・・永久の別れ、
憎み、いがみ合い、距離を置いても、訪れると哀しい、
最後の最後まで涙が溢れる。
Regret at parting
始まりは一通の電話
名前を告げられた時に感じた嫌な予感と不安
聞いた瞬間
ああ・・
一言
ついに来たか
出来るなら聞きたくない言葉
報告して欲しくない一言
聞けば無視も会わないでおられない
一人の人間として
・・・
仕方ないな
何で
今更
私に連絡くれる
確かにこの世で
血の繋がった二人の兄弟
あなたは好きなことをして全てを没落させ
私から故郷を奪い
今更それはないだろう
山頭火のように時を流離い
魯山人のように美食を楽しみ
気侭に生きて
もうこれで会うこともないか
そう思うと
長年心に燻ぶっていた蟠りが
煙になって昇る。
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