芙蓉
今朝
ムクゲに誘われるように咲いた芙蓉
それもたったのひとつ
昨夜
思い切り息を吸い込み膨らませたかな・・・
そう想う感動
朝の日の出と共に弾けた
ピンクに染まる大型の花は瑞々しく
蕾から一滴が零れ落ちるように咲いた
一輪の芙蓉
いま朝日を浴びて燃える
ムクゲと違い
朝に咲いて夕方には萎む一日花
そう想うとなぜかこの一輪愛おしく
哀れに思う一夜の逢瀬。
今朝、ひと時の残暑を忘れるような一花の出会い。
そう芙蓉の花との出会い、たった一輪だけれどこの鮮やかなピンクの花色はいつ見ても心惹かれる。
ムクゲの花を見始めた頃からそろそろ芙蓉が咲くかな、そう思いながら独特の蕾を見ていたが、なかなか咲かず、もう忘れ始めて矢先に咲いた芙蓉、やはりこの残暑の中で色鮮やかなピンクの花びらを見るとうれしくなる。
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