花との恋が終わる終わった恋過去の人山ユリ笹ユリ暦に合わせるかのように雨が降る日本の雨期が訪れるからの予報少し歩くと一気に襲って来る熱気、の降り出しは早い。雨期もう直ぐ入梅のページをめくる日が近づい......
一つの花が終わる
一つの花が終わる
夏、百合の咲く季節のなかでその先駆けとなる鳴子百合、咲くのは山地の林、山野の草地で5月から6月にかけ花を下垂させて咲く。
花は控えめな色で愛らしい姿で、林からのそよ風にゆれる様をみて足を止め、腰を下ろし眺めながらマイポットの冷たい珈琲で喉を潤す私の里山歩き、
この小さな地味な百合の前で足を止める人は少なく大半の人がスルーしていく。
鳴子百合の花
初夏に咲く釣鐘状の花が
沈む私をみて
「その傷み分かる・・」
そう言って控えめな愛らしい花姿で
傷む私の心を静め
ホッとさせてくれる鳴子百合
その花色は周りと同化し
私の傷みを癒す。
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