窓から
窓辺に座り窓辺に座り中途半端冬の目覚め目覚めは寒さのなか厚い灰色の雲が解れるように裂かれていく裂け目から訪れるのはかか・・・この様子だと晴れ間が見えそう。夜明け間の表情、夜明け前の......
窓から
朝、私が日課として打つパソコンのある部屋にある二カ所の窓、
一枚はテラス窓で二枚目は小窓、
窓の外には空間がありどの窓からも空と隣家がみえその上には青空が広がり陽射しが木漏れ日となって窓から落ちてくる。
この何でもない窓からの一コマの風景をいつまで私は見られるかな・・・時折パソコンを打つ手を休め、何気なく目を窓に向け目まぐるしく変わる冬空をみる、
「この町の冬空も田舎の空に似て心変わりが激しい」そう思う窓からの冬空。
窓から
窓を開け
温めの陽射しを浴びながら
崖の上に目を向ければ
子供たちが通る
夕暮れにはお寺の鐘がなり
闇と寂を誘う
このありふれた風景こそ
田舎に私が捨てた想い出
それが今頃になって
忘れ物
そう話しかけて来る。
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