秋の木陰木陰樹の下で一日限りの秋空の表情が崩れる崩れ崩れ雲が我心を隠し 表情が乱れ泣き始める悲しみは一滴を生み零れ落ち我頬を濡らすその想い冷たくもなくそうかといって暖かくもなく不思議......
木陰
秋か・・・、日差しの下で太陽の光を浴びても苦にならない季節。
その思いで日差しの下を歩けば想いは無残にも打ち砕かれ暑く、ホッと一息つける場所を求めてしまう9月の終り、まだ夏彩が残花として色濃く残る。
秋の木陰
天には秋の斑雲が浮かぶけれど
陽射しは冷めず
木陰がいまだに恋しい9月の終り
町を出れば稲穂が頭を垂れ
彼岸花がそろそろ下火に向かうなかで
熱さに疲弊し
隙間風のふぃく木陰のカフェに魅せられ
浮ついた心で居座り
風に変わる虫のBGMに癒される。
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