藪山の紅葉空は一枚の土壁予報は午後からの雨を告げている壁でなく、幾重にも重なる鉛色また週末はかこう週末がだと心もへこむ。折り重なるように、幾重にも積み重なる灰色、鉛色の雲、この模様は雨を告げ...
藪山の紅葉
私がいつも鍛錬と言うか足慣らしと言うか、毎週歩くのがこの藪山である。
低い山ではあるが沢もあり藪もあり、朝遅くにしか山に行けない私は大変気にいって四季を通して登っている。
確かに北アルプスなどと比較しても山は低いし、アプローチも短い。
樹木の構成も違うから紅葉も見劣りするし迫力でも叶わない、でも藪山は藪山なりにいい顔を創るし素敵な表情を描いてくれる。
藪山の紅葉の主役はクヌギとコナラ、その主役を支える脇役も個性集団が揃い、高い山に無い素敵な色彩でこの時期山を飾ってくれる。
椛
いま
椛が
寒空を真赤に染める
この
冬空を焦がす椛に人は魅せられ
求め
群がり
酔い
短い冬の逢瀬を楽しみ
その先に訪れる
別れの儚さをみる。
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