雨上がり
晩秋この時期に降る雨は全体のトーンを下げ暗く、寂しく、彩は見せ始めた一葉の木の葉も雨に濡れこの暗さ、寂しさに色を添える。わずかな温もりを蝕みながら咲く、秋の名残花の美の衰えをま...
雨上がり
昨年は雨が降ったのか、そう思いながら空を見上げ昨年の空の情景を想い描く、情熱が残り少ない私の脳裏から今では断片としか浮かんでこない。
いま、初冬の訪れを蓮池に残る蓮の残骸に眼を向けながら春からのページをめくる、
思い浮かぶのは蓮が咲く美しい花風景。
いまその花が終わり、実がなり、熟した実が池に落ちたか、鳥に啄まれたのかその行方わからず、いまはその茎も葉も朽ちて池に沈み、数本の茎の残骸が残る今朝の蓮池、
水はもう強張り冬の冷たい感触になっている。
立冬
今日から冬か・・・
そう思う今朝は意外暖かく
寒さを感じない
陽の出ない空は下絵のままで
晴れか
そう思う色彩のない冬色
寒空の下で
街の落葉樹は美しく染まり
どう私
綺麗になったでしょう
そう告げる初冬
日差し
今朝は焚火の温もり。
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