夏。
不思議だね?彼らは分かっているのだろうか?そろそろ雨のシーズンが終わることを。
蝉と虫の声を聞きながら考えるのである。
盛夏に入り聞く蝉はとにかく五月蠅い。
「馬鹿やろう、このくそ暑いのにギャアギャア喚くな」そう怒鳴っている。
もう完全な不満だらけの親父の顔である、まあオッサンだけどね・・・
それがこの梅雨明けのこの時期に聞くと、実にいいね、季節感を感じるから
好きな人に出会った時に憶え . . . 本文を読む
雨を見て。
朝、体が重い
眠い目を無理に開けようとすると、回転しないだるさが目覚めを邪魔している
「おや、いつもと様子が違うな」
重い体を無理に起こして、カーテンの隙間から外を見ると路面が湿っている
「暗いな・・・」なんかいつもと勝手が違うな
「まあいいか、サンデー散歩行くぞ」愛犬に声をかける
外に出ると意外と激しい雨が降っている
我愛犬、なぜか雨が嫌いで、こんな日は用を足すと、サッサと戻ってし . . . 本文を読む
そう言えば
二日続けて雨にやられて・・・
もうかなわんと思っていたのに、今日の夕方意外と爽やかで穏やか
雲が切れて青空が広がり
西の空が茜色に染まっている。
そう言えば以前に「メールしませんか?」そう言ってきた人が
「この空が好き」
そう言えばそんなことを言っていたな・・・
不思議なもので、日頃は想い出すことはないのですが、
茜に染まった空を見て、バスに乗りぼんやり窓から眺めていると、
以前短 . . . 本文を読む
雷雨
くそ・・・
今日で二日目
帰る頃になると風は強く吹いて
空には暗雲が広がり
入道雲が空を蔽い天空で砕け散って雷鳴と轟かす
その途端
ポツリ・・ポツリ・・
来た・・来た・・
と思うと同時に満杯になったバケツを蹴飛ばした時のような雨が
ドバ!降るという感じでなく
落ちてくる
ああ・・・
今日で二日目
なんか俺に恨みでもあるのか?
いつも俺が帰る時めがけて、なぜ落ちてくる、降ってくる
その度 . . . 本文を読む
もう直ぐ開けるかな?
昨日の夕立
お湿りでしたね
少し泣きべそかいて終わった昨日の夕立
そのせいか目覚めがスッキリしない
頭が重い感じがする朝である。
伸びた夏草
分け入るともう何かいそうな感じがする草原
その夏草のなかから
聞え始めた虫の声
そろそろ梅雨明けが近いかな・・・
欲望
欲望
人が持っている
悲しい性
捨てるに捨てられない
この欲望
人はいつも迷う悩まされる
このせかい
男と . . . 本文を読む