気配
空も山も海もいまだに夏色、
優しい水色の青、森と草原の深緑、紺碧の藍の海、熱さの戻った焼け砂の砂浜、
小波を手ですくいあげると指の間からひんやりした清涼感がこぼれる。
このひんやり感・・・
「冷たい!気持ちいい」
思わず飛び込みたくなる衝動を抑えながら澄んだ海の中を覗く、
誘惑の砂浜が広がる。
気配
いつから感じなくなったのだろう
あなたの気配
いつも後ろに立つだけで感じていた気配
あな . . . 本文を読む
毒消し、
酒と飽食で満たされた一日。
「やば!」また更に進むメタボの危機、誘惑に弱い我体と心。
「逝かんなあ・・・また二の舞になる」そう思って出かけた里山歩き、
水が湧き出るように我体から流れる汗、ああ・・・これで少しは溜まった毒素流れたかな、
そう思って乗る体重計は微動せず止まったまま、
ああ・・・無情。
弱さ
知りませんよ
最悪です
硬化が進んで倒れますよ
控えないと
・・・
そう先生に言 . . . 本文を読む
虫の声
いまだに蝉が出張っているから小さな優しい音色の虫の鳴き声はかき消されてしまっているけれど、朝早く夏草の茂る小路に分け入ると聞えてくる虫の鳴き声。
リン・・チンチロリン・・など、
鈴虫、キリギリス、コオロギなどの鳴き声が優しい音色となって語りかける、
朝の忙しさに追われて誰も耳を傾けない、
立ち止ってしゃがんで耳を傾ける、
朝の気配、微弱な冷気、風、薄いガラスの器を触れるように叩く虫の鳴き声 . . . 本文を読む
この空一日限りかな・・・
きょうは朝から優しい暖かい温もりが壁一面に塗られた青空が広がっている。
素敵で格好いい空かな・・・
恋したり、悲しんだり、わめいたり、馬鹿やろうと言ってもいつも同じ笑顔の空、
やはり生きて自由があるっていいもの、
この情熱が生きる限り楽しみたいかなこの空を、
青、自由がある。
自由
すべたが自由
そうなると問題かも人の場合
やはり人は鎖で繋がないと勝手に解釈してしま . . . 本文を読む
抜けた先に。
長い暗闇の中青空を求めるように歩いている中で起きた出来事、
豪雨、地震・・・何所かが歪み、乱れ、軸が狂ってしまったのだろうか、
いつもこういったときにいろいろな人が、
ああでもないこうでもないと評論が飛び交う事になる。
わかっているのは発生したことによる悲劇と尊い命が失われることである、
哀しいけどこれが現実である。
なぜ
何でいつも
・・・
この悲劇は繰返される
ある人は
だ . . . 本文を読む