気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

1㎝の虫にも魅力満載

2023年06月18日 | 花や昆虫 2023~

葉先に止まった小さな黒っぽいハムシの仲間
カメラを向けピントを合わせると、つやつやと藍色に輝いていていました。
頭部や目、触覚の形も思いがけず精巧なつくりです。

「一寸の虫にも五分の魂」と言いますが、一寸は約3cmほど。
この甲虫はわずか 1㎝ほどの小ささです。
ことわざを自分流に作り直したくなりました。






キクノハアオイ(菊ノ葉葵)



ユウゲショウ(夕化粧)



白いレースのような小花・・・
 ノラニンジン(野良人参)でしょうか?
少し離れた野原の奥に、大きな株が花を咲かせていました。






キタテハでしょうか



今日も最後まで見て下さってありがとうございました。

コメント (4)
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尾羽のないモズのお父さん

2023年06月18日 | モズ

地域の農耕地で育ったモズ(百舌鳥)のきょうだいたち
日に日にたくましく育ち 狩りの成功率も上がっているようです。
時にケンカや追いかけっこのような動きも見せますが、
三羽確認しているモズの幼鳥たちは仲睦まじい様子です。


今日の主役は、モズきょうだいの父親になります。
その雄のモズには尾羽が一本もありません。



見晴らしの良い所に止まって尾羽を上下に動かすモズお得意の所作もできません。
巣立った子供たちを見守る後ろ姿は、まるで別種の鳥のようにも見えます。

この尾羽を失くしたモズ♂に気づいたのは、2カ月ほど前でした。


2023年4月22日撮影




上の写真の撮影時は、まだ一本だけ辛うじて尾羽が残っていました。
色艶を失った姿で高鳴きを繰り返す姿を見て、その辺りに巣があると察しがつきました。
以来、無事に巣立ってほしいと願いつつ その木の周辺を避けるように探鳥していました。

ほぼ2カ月後、こうして元気に飛び回るモズの幼鳥たちの姿を見ることができました。








モズ父さんの背景に見えるのは、農地の向こうに建ち並ぶ民家の屋根と高層住宅です。




モズ(百舌鳥)Bull-headed shrike 全長約20㎝
スズメ目モズ科モズ属


今日は「父の日」
野鳥の世界にも人間と同じく、身を粉にして我が子を育て上げるお父さんがいるというお話でした。
コメント (8)
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