ドラマ「大奥」 有功・家光篇、面白かった！

時間経ってますが(^_^.)感想など。

毎回「いいなぁ、このシーン」というものがあり、涙ぐんでしまう（お恥ずかしながら）のですが、最終回は、なんと言っても「有功が家光に死化粧を施す」、ごく短いシーンでしょうか。

「信頼できる・最愛（相思相愛）の相手」に死化粧を施してもらえるなんて、オンナとしてなんと幸せなことか！　（ここまで辛かったよね家光…）しかも相手は自分の死後も自分の想いを守ってくれると、心から安心して死ぬことができる…。ワタクシ泣けました。

田部未華子さん、デカワンコとか結構シュールな役のイメージが強かったのですが、破天荒で心が歪んでいた彼女が、だんだん強く、ゆるぎない美しさを醸し出していく過程は本当にお見事！　逆転大奥誕生の、まさに「生みの苦しみ」を堂々と演じてらっしゃいました。あっぱれ！

堺正人さん、我が家では「篤姫」でおなじみのこちらも、シュールな俳優さんです。（リーガルハイ見損ねました）、こちらは家光を将軍にするために、自分の心を歪めて行く人生を選ぶ、という難しい役どころを「日本版・微笑みの貴公子」でやってのけました。さすがだ。あっぱれ！

映画版の「大奥」は新年のダブルヘッダーの予定で、こちらの堺さんの演技も楽しみなところです。結構好きな女優、菅野美穂さんの女将軍や田中聖→西田～（笑）も(^_^;)