笑うかどには福きたる

日常生活で見たこと、聞いたこと、感じたことを牧歌的にのんびりと書いています。

情報は、いつかかならず「流出」する

2014年09月01日 15時49分51秒 | 日々雑記
Appleの iCloudがハッキングされ、有名人のプライベート画像がネットに流出したらしい、ことを本日のネットニュースで見ました。
少し前まで(仕事で)AppleのiCloudについて「クラウド上に様々な情報をアップしておくことはとても便利です。今後は端末に情報を溜めることはなくなるでしょう」なんて話ながらも、そもそもネットの安全性などほとんど信用していない自分がいます。このブログで何度も書いていますが、

人が作った仕組みは、人によってコントロールされる

のです。だからネット上に100%の安全なんてない。私の持論です。

先日のベネッセの情報漏えい事件だって、セキュリティにはものすごいお金をかけていたはずで、多分担当者は「ウチのセキュリティ体制がどんなに完璧なものか」を利用者に説明していたはずなんです。
でも、仕組みを知っている悪意を持った人間がいれば簡単に「破られる」。仕組みはどんなにお金をかけても仕組みでしかないのですよ。

技術的に絶対不可能、だと言われれば言われるほど「破りたくなる」人たちって確実にいるわけです。

まぁ、今回の被害者は著名人だし、市井の超小市民のiCloudにアップされている情報なんてハッキングする値打もなかろう…とは決して思ってはいけません。今や私たちの情報は私たちに紐づく人々の情報でもあるのですから。

ネット社会は、誰とでも繋がれて楽しいだけの「牧歌的な空間」では無くなりつつあるように感じています。自分のことが知らない間に誰かの「お金」に「見世物に」に「悪意の対象に」なる可能性があることを常に意識することがますます必要だと思っています。

クラウド上には「見られても困らない情報しか載せない」、「利用が終わったら削除しておく」
今度この手の仕事をするときは、これまで以上にセキュリティについて強調する必要があるかもしれません。
地震や台風への備えも大事だけど、自分のプライバシー情報にももっと注意を向けよう。。。

そういえば今日は、「防災の日」でしたっけ。
コメント
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