笑うかどには福きたる

日常生活で見たこと、聞いたこと、感じたことを牧歌的にのんびりと書いています。

「小右記」読了 〜いつか図書館で現代語訳版を借りて読もう

2024年07月07日 13時56分53秒 | 読書
ロバート秋山さんのお導きにより(?)、「小右記」(角川文庫 ビギナーズ・クラシック)読み終えました(^^)/。

ほんの一部であるが、な。


途中「権記」や「御堂関白記」などいろいろ織り交ぜながら読み進めたこともあり、結構時間がかかちゃったけど、秋山さんのビジュアルと彼の醸し出す"あの"藤原実資がなかったら、私など生涯手にすることも読むこともなかった本だったろうなぁ、と思ってます。
読了したけど、実はまた最初から読んでいるのです。読み初めの頃に比べれば、あの時代や出来事、人物が多少なりとも理解できている気もするし、読み返すことでよりこの本を味わえるかも、と思って(^^)

で、そんな「小右記」の中で、できるならばドラマに登場して欲しいな〜と思っているのが実資の愛娘の「千古(ちふる)」。彼女の結婚相手選びに気を揉んだり、彼女にせがまれて藤原彰子(女院)の御幸見物に無理やり付き合わされたり、と実資を"可愛らしく"困らせる千古。そんな彼女をどんな眼差しで実資は見ていたのかな〜なんて想像すると、ロバート秋山さんの実資にその眼差しを演じて欲しいなぁ、なんて妄想しちゃうんですよね~(^^)。

さて、今「小右記」と合わせて読み進んでいるのが山本淳子さんの「枕草子のたくらみ」。この本自体も超面白いんだけど、作者の山本淳子さんがこれまた面白い方で(^^;)。あんまり面白いので、一条天皇と彼を取り巻く時代と人々を書いた「源氏物語の時代-一条天皇と后たちのものがたり(サントリー学芸賞受賞)」を購入。
一条天皇側から見た、「あの時代」をもう少し知りたいと思っております。

この夏の読書は、山本作品に決まりだな~
コメント
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