秋晴れの10月下旬、叔母さんのお見舞いを兼ねて、またまた大阪に行きました。
今回のテーマは「世界遺産 国宝 姫路城を観る!」と「真田丸紀行」です。
熊本地震から「観られるときに観ておかないと絶対悔いを残す」モードでの姫路城見学です。今回も関西コンシェルジェの妹と一緒でございます。
11時に姫路に到着。予約をしていたあなご料理専門店でまずは腹ごしらえ♪
実は前日の夕食は親族のご招待で鰻をご馳走になっていたため、プチお大名気分(^o^)
さて、駅前の大通りをまっすぐに行くとその堂々とした姫路城のお姿が徐々に現れます。
姫路城は終戦前のアメリカ軍の空爆から奇跡的に残ったお城でもあります。
以前テレビで空爆後の焦土のなかにたたずむ姫路城の写真を見ました。まさに「生き残った」という言葉しか思いつかないほどの凄さに涙が出そうになりました。
今のお城は、そんな過去さえ忘れさせてくれるようなそれは美しい佇まいで観光客を迎えてくれます。
いや~本当に美しい。真っ白なお城!
それにしても、歩かされます(^_^;)
よく「リタイアしたらあちこち旅行したい」とおっしゃる方がいますが、「体力があるうちにあちこち旅行したい」と言い換えるべきかと感じます。しかも国宝ですから天守閣まで「徒歩」。足腰に自信がない方にはかなりハードル高し、です。トイレが近い、とおっしゃる方も「城内にトイレはありません」のであしからず。
青い空に白いお城は良く映える
ところで、天守閣への階段を登っている時に後ろのご婦人方が「当時のお姫様たちもこんな階段を上ったのかしらね~」と仰っていたのですが、お姫様がいわゆる「天守閣」に登る時って、敵に攻められ、城と共に命を失う時なのではないか? とふと思ったのです。(間違っていたら、スミマセン)当然天守閣からの眺めも、こんな平和な風景ではなく、
天守閣から見える播磨灘
あちこちから上がる鬨の声や燃え上がる火の手だったかもしれず。。
なんだかそんなことを思いながら階段を上がっていたのですね。
階段を塞ぐ板戸とか、壁に並んだ槍置きの出っ張り。武者隠しの間に石落としの隙間。
もうねぇ、最後の最後まで、生き残りをかけて、あらゆることを準備している。
ただ美しいだけじゃないんだよね。お城って。
そんなことを考えていたら、なんとなく「まだ、がんばれるかな」って力をもらえた気がしましたよ。
行け、自分。
叔母さん、叔母さんの分もお城から力を貰ってきましたから。
いっぱい食べて、元気を出しましょうね(^o^)/
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