笑うかどには福きたる

日常生活で見たこと、聞いたこと、感じたことを牧歌的にのんびりと書いています。

北品川界隈で霊獣巡り ~がんばる狛犬 その2

2024年08月04日 22時02分11秒 | 日々雑記
荏原神社から新馬場駅の反対側にある品川神社。


こちらの「龍」は鳥居に彫られた昇り龍(左)と下り龍(右)。


時の権威がその由緒にちりばめられている神社らしく、雰囲気も整然とした印象です。
鳥居脇の狛犬。よくみると台座には牡丹を咥えた獅子が描かれています。ということは、こちらも狛犬ではなく狛獅子かな(^^)




階段を上がり境内に入ると、大きな松ぼっくりがあちこちに置かれています。大王松という種類だそうで、



松ぼっくりの大きさは15センチはゆうに超えている(^_^;)


品川神社本殿

令和2年12月改修の新しい建物です


阿那稲荷神社(あないなりじんじゃ)


木鼻は振り向き型の獅子


水引虹梁の蟇股は龍

小ぶりなお稲荷さんですが、木鼻も蟇股もなかなかの迫力です(^^)

そして、こちらの狛犬も荏原神社同様2匹の子供を連れた狛獅子でした

阿形 ママが子供の頭を撫でております。


が、よく見ると、後ろのちびが、その子のおしりをガブリと(^_^;)

思わず、吹き出しちゃいました(^O^)わはははは


「お姉ちゃんばっかり、ずるいぃ~」と、その昔ぎゃん泣きしていた妹殿を思い出しちゃいましたよ。私は母に頭を撫でられるほど出来のイイ子供じゃなかったけど、自宅で寝たきりになった母になんとなく「ママ~、いい子いい子して~」と頭を向けた時に撫でてくれた母の手の感触は今でも覚えていて、当時を思い出しながら思わずうるっとしてしまいました(^_^;)もう笑ったり泣いたり。
これ作った石工さんに「なぜ、お尻を噛んでるのじゃ」って聞いてみたいな~。


吽形 こちらは荏原神社と同じ造形


で、ちょっとお話しできた社務所の方に「2匹も子供を連れた狛犬ってなにか云われがあるんですか?」と聞いたところ「昔からあるのでわからないな~、狛犬研究会って落語家の三遊亭円丈さんが会長していた会があって、いろいろ調べてたみたいだけどね。でも面白い狛犬なら、そこの浅間神社に雲に乗った「くも狛犬」があるよ」と教えてもらい伺ってみることに。


阿形



いいお顔


吽形



丸顔なので女の子かな(^^)


ちなみにこのようにお尻を上げた狛犬は、犬ではなくて獅子(唐獅子)なんだそうです。なので荏原神社も狛犬ではなく唐獅子。で、お尻を上げた唐獅子のタイプを「出雲型」というのだそうですφ(..)メモメモ

台座の裏には狛犬研究会の想いが書かれてあります。


狛犬研究会(くも狛犬子雲龍の記事があります)
研究会のアーカイブ版

予想外に面白かった荏原神社と品川神社(^^)特に子連れの唐獅子(の狛犬)。狛犬の世界も奥が深いんだろうなぁ。
アーカイブ、ちょっと読んでみよ~っと。

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